2013 初撮影の大洗海岸

四季の中で一番好きな五月も終わりとなりますが、今月は猛暑日があったかと思えば朝夕冷え込むなど寒暖差が激しく、ストーブと扇風機が同居していました。そんな五月を振り返り、十年前に初めて東茨城郡大洗町磯浜町の大洗海岸を訪れた際の画像を再upします。


Watcher of the Skies ①」~ F8・SS8・ISO200・C-PL+ND400 ~


Watcher of the Skies ②」~ F8・SS6・ISO200・C-PL+ND400 ~


撮影は2013/05/18、17:40頃です。撮影記は「13/05 撮影記」。岩場と鳥居、そして押し寄せる波の形状はとてもフォトジェニックであり、飽くることなく時を忘れてしまいます。当時は自称長露光人間だった私はそんな景観に惹かれ、一般道だと凡そ160kmの道程を苦にすることなく足繁く通うようになる第一歩でした。


初めての地では最初から気に入ったものは撮れません。腕達者な方ならそれも可能だとは思うが私の場合まずはロケハンです。従って撮影時に様々な角度から撮った画像を何枚かupしたが、後に撮ったものと比較し見劣りするので今回再upの二枚はボツとしていました。


さてこの地に降臨した神は、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神。この二神は義兄弟として国造りを行い、災害に苦しむ町の人々のために再びこの地に降り立ち守護神として祀られたと云われ、もしかすると鳥居とは天空界を行き交う神々を誘導するレーダーなのではないか‥などと、空想を馳せてみました。


五月の夕刻時、空はまだ焼けることなく、それでもドラマティックな内容を撮ろうとすれば矢張り海では長露光です。この撮影以降、岩場の上からも撮るようになるが、撮影を終えると波飛沫でカメラやレンズ、そしてフィルターはベトベト。また海辺でのレンズ交換は想像以上にイメージセンサーが汚れ、帰宅後はセンサー清掃もこまめに行っていました。


当地を最後に訪れたのはもう四年前になります。現在はどうなっているのか、以前のように撮影が可能なのか不明だけど、機会があればまた行きたい場所です。因みにGW中は街中が大渋滞、著しく混雑するので避けた方が良いと思います。


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