センサークリーニング

レンズ交換を頻繁に行う私であるが、ここ暫くイメージセンサーにゴミが付着せずだったものの、昨日の撮影の際にゴミの存在を確認した。

赤丸部分が付着したゴミ。ブロアーやエアーダスターでゴミを吹き飛ばして解決することもあるが、落ちない場合はセンサー面のクリーニングが必要になる。
所がこのクリーニングを行うに関し、センサーを傷つけると多大な修理費が掛かり二の足を踏む人が多く、カメラメーカーのSCに持ち込む、ないし発送するかの選択となってしまう。近くにSCがあれば良いけれど、私のような田舎に住む者にとって持ち込みは難しく、また送ることは手間隙が掛かるし、結局は必要に迫られ自分で行うようになった。

さて清掃用具は様々な製品が販売されているものの、私の場合はオーソドックスに「無水エタノール」、「Nikon純正シルボン紙」、割り箸を使う。アルコールを入れておく「ハンドラップ」はあれば便利だが、無ければ小皿に少量移しシルボン紙をちょっと浸せばOKだ。


一般的にゴミの確認は絞りF20周辺で青空や白い紙を撮影する。この際ピントや手ぶれなどはあまり考慮せず明るめに撮影、撮影後はPCなど大きいモニターで確認する。


コツは当然ながら軽いタッチで中央から円を描くように拭き取るのだが、一度ではなかなか綺麗にならない。その際はシルボン紙を交換しながら何度か繰り返す。因みにSCに於いても完全に取り除くことは難しいようなので、過度に神経質にならず通常使用する絞りで目立たなければそれで良し、ゴシゴシ擦ればそれこそ壊すようになる。


所で広角から望遠までカバーするレンズを使用する方々、レンズ交換は殆ど行わないのでゴミの付着は無いと思われているようだが、ズームレンズはその構造上レンズ内にゴミが入り込みやがてはセンサーに達することがあります。またカメラ内のメカ作動によって生じるゴミもあり、大量に付着しないよう時々は確認を行った方が良いです。


今回は軽度のゴミだったので一度のクリーニングで取り除くことが出来、所要時間は凡そ五分。YouTubeに清掃の様子が多数upしてあり↓動画はその一例。デジタル一眼を使う以上、自分でクリーニングを行う方が何かと都合が良いが、呉々も自己責任で行うこと。


因みに動画ではカメラにACケーブルを繋いでいる。確かにこの状態でクリーニングするのがBESTではあるものの、100%充電を行ったバッテリーの使用でも特に支障はない。