郡山市西田町 梅の里+etc

23日(土)、夜明け時にいわき市へ向い、その後郡山市を回る。まずはいわき市平薄磯字北街の薄磯海岸だが、今回は朝焼けや日の出目的ではなく、波が引く際に残る水泡の撮影。

朝焼けや日の出目的であれば、この日の空模様は厚い雲に太陽が隠れ適していなかった。私以外に二人のカメラマンが居り、私同様に砂浜の照り返しを撮影していた。


泡沫の夢幻 ①」~ F5.6・SS1/60・ISO200・C-PL ~


泡沫の夢幻 ②」~ F8・SS1/200・ISO200・C-PL ~


撮影して気付いたことはある程度絞り、且つ早めのSSが良いということだ。絞りが甘いと前景と背景の存在感が希薄のなる。SSが遅いと水泡が砂浜に吸い込まれてしまうからだ。そういった点から今回は②の方が良いということになるのかも知れない。


波打ち際を注意して眺めると水泡の出来やすい箇所などが分かるようになる。私の場合はそこに置きピンをして波が引くタイミングを見計らう。そんな撮影方法なのでかなりの枚数となるものの、選んだのは三枚に留まる。


休憩後、海岸続きになるいわき市平薄磯字宿崎で塩屋崎灯台を撮る。この立ち位置は久々となる。以前はこの海岸は岩場だったのだが、一昨年辺りから砂に覆われてしまった。


春ハ名ノミノ風ノ寒サヨ」~ F10・SS1.3・ISO250・C-PL+ND100 ~


天気予報では晴れだったのだが徐々に曇り空となり、冷たい風が吹く。全く映えない色彩なので長露光で雲の動きを捉えながらモノクロで撮影。露出の設定に関し始めはND400を装着、10秒近辺のSSだと雲の表情がなくなり白トビが所々に発生。従ってND100に変えて上記の露出とした。


郡山へ向う前、いわき市佐糠町勿来発電所の河津桜へ寄る。併し時既に遅しで散り始めとなっており、葉も出始め色合いが冴えず撮影は行わなかった。

郡山市西田町三町目字長喜田の梅の里。実は先々週から様子見で通っていたが、要約様になって来たという塩梅か。レンギョウの花も咲き始め、もう少しすれば鮮やかな景観になると思うけれど、この数日の三寒四温で足踏み状態が続くかも。


浅春ノ景」~ F10・SS1/100・ISO200 ~


曇り空のフラットな光具合で影が発生しない状況。加えて春の柔らかい光線なのか、全体的に優しい雰囲気となった。構図としては敢えて上部の民家をフレーミングする。現像の際に色温度をやや高めに設定、全体を弱めにボカシ加工などを行う。


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