奥会津の春、桜と只見線撮影

19日(日)、桜と只見線撮影に出掛ける。撮影ポイントと車両の時間は凡そ決めておいたので迷うことなく目的地に向かう。

最初は河沼郡柳津町大字郷戸字岩下丁、県道32号線の中野跨線橋から滝谷駅に到着する始発便を撮る。上画像は滝谷駅構内で矢印部分が中野跨線橋。併しながら跨線橋には下画像のように落下防止のフェンスが設置されており、絞りを開ければフェンス越しに撮れそうだがそれは避けてフェンスの傍らに三脚を立てる。


遅春一番列車」~ F10・SS1/125・ISO500 ~


車両は滝谷駅06:12発の上り422D。 レール脇の枯れたススキが邪魔だが致し方ない。因みに跨線橋からの撮影、画像の内容だと300mm以上の望遠レンズが必要になる。まだ寒色の時間帯であり、現像は全体の明度及び色調を+補正、コントラストを部分毎に調整する。尚、車両上部の電線は消去した。


続いて大沼郡三島町大字宮下字阿寺沢の宮下ダムへ向かう。県道237号線から07:38頃通過の上り424Dを撮るが作画ミスです。県道の面積が多くなりそれを隠すため桜を撮り込んだが、却ってグダグダな内容になってしまい今後の課題とする。

直ぐに下り列車がやって来るのだが、前日降った雨で水量が増えたためか轟々と響く放流と桜の様相に惹かれダムの撮影を始める。


春 轟 ①」~ F14・SS1/1.3・ISO200・ND100 ~


春 轟 ②」~ F14・SS1/2・ISO200・ND100 ~


水量と水流の様を眺めND100を即チョイス、C-PLは効果が無いので使用しなかった。露光は見通しを求めた絞り設定、そして流れを意識したSSとした。曇り空なので影が生じず
、加えて長露光の効果で独特な画像になったように思う。ただ風があり何枚か撮ったのだが所々に桜のブレが生じてしまった。


次は大沼郡金山町大字中川字荻付から会津中川駅の撮影を行う。まずは駅の裏から見下ろした08:46発の上り426Dを待つ。風景的に撮るとどうしても枯田の面積が多くなり、下画像のように画角を絞ってみたが車両の位置関係などイマイチとなってしまった。

続いて09:35発の下り425Dを荻付第一踏切周辺から撮る。桜は八分咲きだろうか、個人的には満開の重々しさよりこの方が好みだ。奥会津の桜が咲き次は新緑が楽しみだが、夏は川霧、秋は紅葉、そして冬は雪景と春夏秋冬、奥会津の風情には惹き付けられる。


やうやうと春至る」~ F14・SS1/200・ISO200 ~


線路沿いには標識が多々立っており、↓動画をご覧頂くとシャッター・タイミングが一目瞭然かと思う。新車両をこれまで何度か撮影し、今風に云えばどう撮れば映えるか色々と模索中であるが、今後一年を通して確認することになると思う


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