今春ラストとなるか、只見線と桜撮影

24日(金)、おそらく今春ラストになるだろうか、只見線と桜の撮影に出掛ける。行き先は何度か通い桜の状態を眺めていた大沼郡三島町大字名入字根岸居平の会津西方駅、そして河沼郡柳津町大字柳津字宮ノ下丙の郷戸駅の二箇所。

最初の撮影地は会津西方駅を見下ろす国道400号線から。駅の住所は字根岸居平だが、この立ち位置の住所は不明。道沿いには桜が数本有り、見上げるか見下ろすか以前より考慮した結果の立ち位置。尚、夏季は雑草で駅周辺の見通しは悪くなる。

左奥には道の駅、尾瀬街道みしま宿が見える。赤丸部は第一只見川橋梁、鉄塔俯瞰ポイント。思えば昨年このポイントに登ることは一度も無かった‥と、いうのも年を重ねるに連れ登ることが辛くなってきた w


西方ノ風寒シ」~ F13・SS1/320・ISO200 ~


車両は会津西方駅発13:03の上り428D。線路左奥は第二只見川橋梁、背景は三島町の一部。予てより縦構図と決めていたのだが、桜と車両の位置関係をどうするかが決まらなかった。その理由は車両をクローズアップすれば桜は最下部の一枝だけとなり、色々と迷ったのだがご覧のようなフレーミングとした。


やや反逆光の環境に付き現像は車両付近、右側の杉、そして桜の明度を+補正。その反面、各家屋の屋根に関しては-補正した。


続いて郷戸駅に向かう。車両は14:12発の下り427D。駅の駐車場付近から撮る予定であったが構内では工事が行われており、立ち位置を変え構図などを整える。その後列車がやって来るちょっと前に工事は撤収となったものの、間に合わないので移動はしなかった。

只見線に乗ると郷戸駅から80mほど下った右側木立の中にお堂らしきものが見える。内部は下画像のように地蔵と何らかの碑が建立されており、何を祀ったものか分からないので何れ調べてみたい。


春の彼方は路の上」~ F10・SS1/320・ISO125 ~


「西方ノ風寒シ」同様、初の立ち位置となり車両の位置関係が分からない。併し停車そして発車の低速時でもあり、気を揉むことなくフレーミング及びピント合わせが出来た。というのも年明けからギア式雲台を使い始め、微妙な調整がスムーズに行え重宝している。


現像は段階的に下方を弱めにアンダー修正、桜と空の色合いを調整。右杉林の明度、及び手前側田んぼのコントラストをやや+補正する。


さて只見線と桜の撮影が続いたが、多くは昨年キハ40とのコラボを考えていた場所であり返す返すも残念ではあるが、これから続く新時代の只見線だと脳内を切り替えました。


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