梅雨晴れて奥会津の暑い朝

19日(日)、この日も早朝より奥会津に行く。川霧の状態により現場に到着してから撮影場所を決めるのだが、水沼橋より大沼郡金山町大字水沼字沢東、第四只見川橋梁俯瞰ポイントを見上げると霧が掛かっておらず登ってみた。

始発のD422を撮るつもりだが、撮影準備中は上画像のような絶景に期待が高まるも車両通過時にはホワイトアウトとなり断念、次便を撮ることにするがそれまで時間があるので霧幻峡から沼沢湖へ続く金山町大字沼沢の県道337号線、通称小栗山宮下線沿いから眺める下画像、早戸温泉郷の撮影に向かう。


「そらはけふ淡藤色らし」~ F10・SS1/30・ISO200 ~


画像の建物は金山町大字早戸字湯ノ上の竹乃や旅館。撮影していて建物手前が解体されていることに気付く。朝は川霧が各所で立っていたが、先週と比べると薄く更に次第に太陽が顔を出し消えるのが早かった。時折り此処から温泉郷を眺めているが、刻々と移ろう霧の状態を確認しながら数枚撮る。


第四橋梁俯瞰ポイントへ戻ると水沼橋上にはカメラマンがちらほら。車両は07:17頃通過の上り424D、それまで晴れたりホワイトアウトとなったりとコロコロ景観が変わる。


「静 瞰」~ F10・SS1/200・ISO200 ~


結果的に川霧は大分流れてしまったが、個人的には好みである薄曇りとなり光具合は良かったと思う。先述したように川霧と只見線の俯瞰撮影は難しい。霧の状態に寄ってどの便を撮影するかを迷い、撮影地に行ってもホワイトアウトとなればシャッターを切ることなく山を下りることもしばしばだ‥と、言いながら、この画像はまだまだ満足行く内容ではなく、凝りもせずまた行くことになる。


川霧は流れ朝の斜光線で輝度差が生じる。従って思うような撮影にならずだが、金山町大字川口字中山、かねやまふれあい広場の下段から08:05頃通過の下り423Dを撮りながら、改めて近くから撮るキハE120のカラーリングの派手さが気になる。


さて下画像のように遊歩道が完成するようである。イメージ図を見ると手すりが設置されるようだが、そうなれば広場からの撮影はその手すりも写ってしまうのかも知れない。

続いて金山町大字大志字古屋敷から423Dの折り返し便、08:43頃通過の上り426Dを撮る。此処は大志集落を西側から眺めるポイントだが逆光となり消化撮影、その後やや日陰となる下画像の百代沢橋梁を撮影する。


静夏尽く」~ F8・SS1/200・ISO250 ~


車両は09:37頃通過の下り425D、百代沢橋梁は金山町大字大志字館ノ内の国道252号線沿いにある。撮影地から橋梁までは距離があり、且つ杉林に隠れ列車が近付く気配が分からず、下動画でご覧頂くように突然飛び出して来る。


さて梅雨の晴れ間の奥会津は暑い。そして川の近くなので尚のこと湿度が高く汗が流れる。梅雨明けまではまだ間がありそうだが、川霧を追う日々はまだまだ続きます。


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