降雪続く奥会津で今年初の只見線撮影

04日(月)、年末年始と運転見合わせが続いていた只見線。要約四日から平常運転となり今年初の鉄撮りに行く。その奥会津方面は昨夜も雪が降り続き家々の屋根を見ると結構な積雪になっており、暗い内から除雪車が行き交っていた。そんな状況なので山に入ることはせず国道252号線沿い、早戸駅と第四只見川橋梁間で撮影を行う。


上区間を行ったり来たりなので時系列は前後するが撮影場所は以下の通り。


①大沼郡三島町大字早戸字小沢巻 早戸駅 05:51発上り422D、07:26発上り424D
②同金山町大字水沼字高倉 細越橋梁 07:49頃通過下り423D、09:23頃通過下り425D
③同金山町大字水沼字沢西 第四只見川橋梁 08:51頃通過上り426D


①早戸駅で始発便を撮るが立ち位置を誤り車両が右の樹木に隠れてしまった。更にはフラッシュを焚いても思うように雪が写らずに撃沈しました。


始発の後は時間があり、第四只見川橋梁を見に行くが水沼橋からでも降雪で見えない状況だった。然るにまた早戸駅の戻るのだが、途中でUターンしようと空き地に車を侵入、すると見た目以上に積もっておりそのままスタック。車載してあるスコップで雪を書き出すが一向に動かず、はてどうしようかと思っていると除雪車が通り掛かり手を上げ助けを乞う。除雪車に乗っていた二人と私で車を押し何とか脱出、大変お世話になりました。


そほふる雪の無人駅」~ F10・SS1/80・ISO200・Luminous mode i-TTL-BL, 0・4Composite Photo ~


さてさて早戸駅に戻り撮影を行う。明るくなっているので暗めの露出設定とした。先に書いたようにストロボを使ってもそう多くは雪は写らない。従って停車中に数枚撮って後に合成する方法を取った。


②細越橋梁は二便撮るも423Dは寄り過ぎた構図となりボツ、二回目の425Dをupする。因みに道路脇に三脚を立てるが、そこに足を踏み入れると太腿辺りまで雪に埋まります。


マタヒト頻リ雪ガ降ル」~ F8・SS1/250・ISO400 ~


この構図は何度か撮っているが、矢張り木々に雪が積もっていないと画になりません。平日の下り二便目なので三両編成ではあるが、当初より全両を撮り込む意図はなかった。


③最後は第四只見川橋梁を撮るも、降雪は弱くなったり強くなったりを繰り返す。雪の中で三脚を立てる際は雪を踏み締めないと、脚が雪壁に邪魔されしなります。此処はアクセスが簡単なので良いのだが雪降る山中ではちょっと面倒です。


・・・2022/03/03 追記・・・

驟 雪」~ F10・SS1/250・ISO800 ~


↓動画のように降雪により色彩や車両の存在感が阻害され、撮影時はピンと来なかったのだが、時過ぎて見直すと何か惹かれるものを感じる。本来なら銀世界の澄み渡る光線の下で撮りたい光景ながら、昨年に続き今年も雪降ることが多くなかなかそのタイミングに出会えない。


そんな状況が度重なると天が”今のこの光景を撮れ”と言っているような気がし、今年も降雪の中で撮りそして以前の画像を見直してみる。その結果、自分の好まぬ天候であっても、腐らずに出来る範囲で何とかすれば何とかなるのかも知れない‥と、今更ながら子供の領分に足を踏み入れてみたりする。
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帰りは霧幻峡に寄り数枚撮るもいまいちピンと来ない。そうこうしている内にいつもお世話になっている近所の御老体がやってきたので話し込み、時が過ぎるのを忘れてしまった。


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