昨年の写真

年明け恒例となる自画自賛・自己満で昨年撮った写真から数枚を選ぶのコーナーです。それは写真的に出来が良いとではなく、それこそ自画自賛・自己満であり撮った際の背景や思い入れが一番の選択理由だったりする。例年だと5~8枚なのだが今回は10枚となり、その選択理由も何だか曖昧になってきたように思う。

さて諸事情により昨年夏頃から撮影時間が限定され、自由に動けるのは日曜の午前中だけとなりました。従って夕方や夜の撮影は時々のこととなり、時間的にマッチする只見線撮影が殆ど占めるようになった。結果選んだ10枚の内6枚がその只見線となりました。


以下、タイトルをクリックすると別窓にてフォト蔵の大きな画像になります。


■02/02「北緯37度28分の立春
第四只見川橋梁、南側俯瞰ポイントから撮った水沼駅。雪が少なく山中に身軽に行くことができた冬でした。流れる山霧に朝陽が射し込み、ここに居れたことを感謝する一枚。


■02/23「春遠からじ
会津高田駅と根岸駅間で撮影。突然の強風と雪で下着まで濡れてしまったことを思い出す。降雪が良い意味でのノイズ感となり、ブログにupした最後のキハ40となった。


■04/08「幽棲春陰
三春町福聚寺の桜。午後になると福聚寺の桜は日陰となり、降っては止む小雨の影響もありしっとりとした佇まいを見せる。毎度の私的定番構図だがこの眺めが好きだ。


■05/17「風渡ル
三島町宮下ダム周辺。繁る葉々をメインに画作りする。車両を何処に置くか悩んだが、トンネルから出た直後とした。新緑の美しさとフレーミングに拘った一枚。


■07/12「立迷ふ夏岸の霧幻
毎度の金山町大志集落。昨年は川霧の当たり年で毎週のようにこんな光景が見れた。つまりは通うことが重要ということになり、その日その場に行けたことを感謝する。


■08/16「白い朝
第二只見川橋梁。川霧は時としてホワイトアウトとなり何も見えなくなる。三週続けてホワイトアウトが続き四度目の正直だった。雨が降り橋梁部分の霧が上手く現れました。


■09/13「秋色風致
毎秋撮影する浅川町城山公園からの水郡線。いつもは横構図で撮るが昨夜からの雨による霧が晴れ、色付く田園の奥の方までキリっとした描写で撮ってみた。


■09/27「月に撃つ
サミット小名浜エスパワーの煙突。何度も撮っている内容で当初より月との合成をイメージ、撮影時からモノクロを選択した。見上げていると首が凝って気持ち悪くなります w


■11/15「静 秋
金山町中川集落から沼沢湖を結ぶフェアリーロードから撮影。11月中旬となっても黄葉は散ることなく奥会津の深秋、原風景を感じることが出来ました。


■12/20「厳朝ノ鉄路ヲ軋ム
雪でダイヤ乱れる中、会津美里町で撮影。雪煙を上げながら走行しており、杉並木を背景にしないとその雪煙が目立たないと判断、手持ちなので自由が利きました。


さて今年はどんなものが撮れるか、先に書いたように只見線撮影が主になるかもだが、同じものを撮っていると稚拙な内容ながらちょっとずつ違った捉え方を試みるようになり、その発展性に期待したいところだ。