奥会津の雪は降り続く

10日(日)、寒い日が続いてます。そんな中、雪景色を求め02:30に起き奥会津に行く。先週と異なり撮影場所は現地の様子を見て決めることにした。というのも降雪量にも由るが、各橋梁などはホワイトアウトまで行かずとも見通しが悪くなるからだ。


そして結果的に撮影した場所は以下の通り‥。


①大沼郡金山町大字中川字坂下 会津川口駅 05:32発上り422D
②〃〃大字中川字大田面 07:14頃通過上り424D
③〃〃大字中川字荻付 会津中川駅 08:01発下り423D
④〃〃大字水沼字高倉 細越橋梁 08:58頃通過上り426D


①昨秋も撮った只見川の向かい側から見る会津川口駅。その際には無かった雪明りを画作りに取り込んだ。手前側で暖機運転中の車両が始発の422D、いつもより進行方向に出過ぎた位置に停車し、その影のホームに停まる二便目の424Dが隠れている。


「起動する街」~ F10・SS30・ISO200 ~


昨秋と同じタイトルとし、Main Blogの画像は削除しました。除雪車があちこちで動いておりそれらを避けたタイミングで撮影する。極力白トビを抑えた露出で撮影し、明るさが欲しい箇所は現像の際に補正する。


②夏には田園と只見線を撮るポイントで左手は直ぐに会津中川駅。手前側の雪が解けており、そこを省いたフレーミングは成り立たないので後の修正を念頭にした画作りをする。


霞染月の朝」~ F8・SS1/160・ISO800 ~


雪は降り続く。時として弱くはなるのだが、強ければこの距離でも見通しは極端に悪くなり、果たして車両通過時はどうなるか運任せということになる。先に書いた雪が解けた個所をなるべく避けると反面空の面積が多くなる。従ってそれら二箇所の修正を行った。


④先週もupした細越橋梁、通称めがね橋。その際は矢印方向から撮り今回は早戸駅側、国道252号線上が立ち位置。時間的に多々往来する車がフレーミング次第で入り込む。従って列車通過前後に数枚撮っておく。


驟雪ヲ行ク」~ F8・SS1/200・ISO250 ~


↓動画でご覧頂けるように想像した通り車が通過し修正・加工しました。撮影後、会津中川駅09:35発下り425を撮ろうと②に戻るも車両がやって来ません。JRに問い合わせてみれば倒木で会津坂下~会津川口間が運転取り止めになってるとのこと。復旧に二時間ほど要すとのことで帰路に着きました。


・・・2022/01/29 追記・・・

音サエ埋モル」~ F8・SS1/160・ISO400 ~


大沼郡大字中川字荻付の会津中川駅。車両は同駅08:01発の下り423D。雪は強弱を繰り返し止む気配はない。当たり前なことだけどそれが奥会津の冬。06:03に会津若松駅を発した始発下り便がやって来た。人の声も生活音も、そして車や列車の走行音さえ埋もれたように静まる日曜の朝。そんな白く閉ざされた世界に、私は何故か人の温もりを感じる。もしかしたらそこに鉄道があるだけで、何かしらの物語を想像しているのだろう。


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