大寒の金山町に雪景色を追う

17日(日)、週末の撮影の度に降雪が続いた奥会津だが、昨夜からの雪は止み要約見通しの利く景観となり下記の撮影を行った。尚、記事の時系列は前後しています。


①大沼郡金山町川口字森ノ上 会津川口駅 05:32発上り422D


②大沼郡金山町大字川口字森ノ上 会津中川駅
1.字坂下 05:37発上り422D
2.字坂下 08:51発上り426D
3.字荻付 09:35発下り425D


③大沼郡金山町大字水沼 第四只見川橋梁
1.字沢西 07:17頃通過上り424D
2.字赤沢 07:56頃通過下り423D


①先週upした会津川口駅だが、構図の誤り及び降雪によりはっきりしないなどの理由により撮り直す。出発の約一時間前から暖機運転を始めるも、上画像のように撮影を始めた時にはまだ車内の明かりが点灯していない。


起動する街」~ F11・SS30・ISO400 ~


一番列車はやや後方左側にあり、私は初めて見たのだがいつもはその一番列車の影にある二番列車が同じレールの後方に停まっていた。前回も記したように暗い中でのフレーミングは思ったように行かない。従って焦点距離や中心点などの凡その検討、イメージを持ちながら撮っては確認を繰り返した。因みに川面は終始穏やかであった。


②-1.会津中川駅で①で撮った422Dを待つ。併しながら同駅ホームでの撮影は初めて且つ暗いので間合いが分からず、撮るには撮ったが次回への布石とします。


認ヨシ!」~ F4・SS1/800・ISO200 ~


②-2.こちらは08:51発上り426D。前々より車掌が車窓から身を乗り出し乗降などの確認をする様を撮りたくその練習であります。併し運転席と反対側にホームがある場合、車掌が前方及び後方車両の何れから顔を出すか分かりません。従って手持ちの望遠で撮影を行ったが、今回は後方車両に女性車掌が乗っておりました。


②-3.昨年末から撮っていた荻付第一踏切からの会津中川駅。今回は雪が止んで背景の山々が見える。とはいえ足場付近の雪は深いです。何度も立っている場所だが気を抜くとズボッと行きます。


墨色の季」~ F10・SS1/200・ISO200 ~


午前中最後の便となる09:35発下り425D。奥会津の風景はモノクロの世界が広がってます。積雪量も多く今年の雪解けは時間が掛かるかも知れません。撮影の合間に山間に行ってみたが、各撮影ポイントは雪の壁となり人が入るのを阻んでいるようでした。


③-1.水沼橋からの第四只見川橋梁。此処も降雪で撮ってはボツとなっていたものの、〇度目の正直かまずまずの景観となる。車両は07:17頃通過の上り424D、幾分日が長くなったとはいえ、時折り雪が舞う冬色の空模様に色彩は映えなかった。

③-2.こちらは07:56頃通過下り423Dを正面から撮影。右側に見えるのは③-1.の立ち位置となった水沼橋だが、ご覧のように雪景色としては第四橋梁右側の方が良い。


「Monochromeの乾いた足音響く朝 ①」~ F8・SS1/125・ISO800 ~


Monochromeの乾いた足音響く朝 ②」~ F8・SS1/250・ISO400 ~


寒々しい景観ではあるが、車内の外気温時計は-2℃といつもよりは暖かい。それにしてもキハe120のジェラルミン部分は暗さをもろに反映し沈んで見える。先に記したように下画像となる③-2.の撮影はいつも橋梁を右側に置くのだが、左に寄せたのは始めてかも知れない。


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