真っ赤な太陽昇る暖風の松川浦

21日(日)、先週末の地震により新地町や相馬市では被害が多かったようだ。先月末にも行ったばかりだが松川浦周辺は撮影で度々訪れる場所であり、様子伺いも兼ね足を向けた。

まずはいつもの相馬市岩子字長谷地で黎明時の撮影を行うが、前回に続き今回も晴れ渡り水平線上空には雲が現れず上画像を撮って切り上げる。というのもこの日はいつになく船舶のエンジン音が多々聞こえ、気持ちがそっちに行ってしまった。

相馬市岩子字宝迫の文字島周辺に移動してみれば、釣り船に加え漁船などが往来し、昇る太陽に合わせ手持ち望遠で撮ることにした。


空 疎」~ F8・SS1/250・ISO320 ~


雲に隠れた太陽、水平線上であればまた違った光景になっていただろうと思うも、如何ともし難い。ピントは手前の海苔養殖柵に合わせれば良かったのかも知れない。


ぬぐい朝 ①」~ F8・SS1/1000・ISO125 ~


ぬぐい朝 ②」~ F8・SS1/3200・ISO125 ~


知らず知らず太陽を中央に配しており、至って平凡な内容となってしまったことを反省。


続いて相馬市磯部字大洲の大洲道路へ向かう。此処から外海を眺めれば釣り人やサーファーが暖かい朝の陽光の中に包まれていた。


「耀 ふ」~ F8・SS1/2000・ISO100 ~


穏やかなので高波をやってきません。従ってこれ一枚撮るのに暫し時間を要しました。煌く海面が構図内に入るよう意識してフレーミングする。


さて松川浦漁港や松川浦大橋周辺では被害が発生したようだが、今回の撮影で立ち寄った周辺では瓦の落下、道路の破損など外的被害は見受けられず普段と変わらない様子だった。そして何より津波発生がなかったことが一番良かった。


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