新緑の只見線を俯瞰撮影す

05日(水)、先週の金曜日に続き新緑と只見線を追う。撮影地は下記の通り。


1.大沼郡三島町大字早戸 早戸俯瞰 422D
2.大沼郡三島町大字早戸字居平 細越橋梁 早戸駅 424D
3.大沼郡金山町大字大栗山字上下原 下大牧集落 423D
4.大沼郡金山町大字水沼字赤沢 第四只見川橋梁 会津水沼駅 426D、425D


1.此処の線路沿いの樹木も伸びてきました。何年か前にJRが伐採や剪定を行った記憶があるが、このままだと何れ線路が隠れてしまうかも知れない。矢印は国道252号線より霧幻峡や沼沢湖へ向かう早三橋。因みに川霧が立っていれば別儀だが、この早三橋まで撮り込むと川面の面積が多くなり散漫な印象になる。


若 夏」~ F10・SS1/125・ISO800 ~


車両は05:52頃通過上り422D。立夏とはいえ始発の時間帯は薄暗い。此処での撮影は午前中、それも薄曇りが良い。というのも午後の陽射しが入ると線路は樹木の陰となり強い輝度差が生じてしまう。また今回は車両通過時の水面が波立ち、通過前に撮った穏やかな水面をレイヤー合成した。


2.早戸本村へ向かい細越橋梁(通称眼鏡橋)を撮る。奥の矢印が細越橋梁、下が早戸駅。此処は広々としたスペースがあり、且つ見晴らしは清々して気持ちが良い。細越橋梁下の黄色線は奥会津シンフォニー・ロードと云われるメロディー・ロードとなっており、時速50kmで走行すると”カントリーロード”が聴こえてきます。


静 瞰 ①」~ F10・SS1/200・ISO640 ~


静 瞰 ②」~ F10・SS1/200・ISO640 ~


車両は細越橋梁07:24頃通過、早戸駅07:26発上り424D。朝靄がまだ残っているのか望遠レンズ使用の①はクッキリしない描写となる。早戸駅に停車する②は予定がなかったが、ちょっと場所を移動し手持ちで撮影。


3.次は宮下ダムの予定であったが、イメージする構図を撮るには三脚一台分のスペースしかなく先客があり変更、下大牧集落を07:51頃通過する423Dを撮る。


「ゆるり」~ F10・SS1/200・ISO400 ~


可もなく不可もなくといった内容か。此処で何度も撮っているが、どうも上手く行かず後々削除すること多し。畑で作業する人物を撮り込むなど、取り敢えずというか撮る気で撮らないとダメなんだなぁ‥。


4.会津水沼駅と第四只見川橋梁を撮る。下画像の赤丸部が会津水沼駅、矢印は水沼橋。前照灯の有無を考慮すると下り列車となり、まずは第四橋梁08:51頃通過の上り426Dでレンズ交換や露出設定などのイメージ作り、試し撮りを行う。


時こそ今は新樹萌ゆ ①」~ F10・SS1/160・ISO640 ~


時こそ今は新樹萌ゆ ②」~ F10・SS1/80・ISO400 ~


車両は下り425D。下り列車なので時系列は②が先になり会津水沼駅09:28発、①はその約一分後の第四橋梁通過ということになる。①を撮ってからレンズを交換、立ち位置を変え三脚セットと露出及びピントを整える。早い話しカメラと三脚を2セット持って行けば済むのだが、山中を歩くのでそれも面倒だったりする。


その山中だが、春先は雪の重みで倒木や枝々が折れているなどなど歩き辛く、次はナタを持って行こうと思う。それとクマ鈴をお忘れなく。さて今回は全て俯瞰撮影となった次第だが、何れも秋の紅葉も景観が良い所ばかりだ。


所で撮影地についてよく〇〇駅~〇〇駅間という表記を見るが、飽くまでも当ブログでは立ち位置を基準とする。例えば「ゆるり」の下大牧集落の住所は大沼郡金山町大字水沼字下大牧だが、立ち位置の大沼郡金山町大字大栗山字上下原と記載している‥が、山中は正確な住所か否か不明のことも多々あり、それが問題だったりする。


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