新緑萌ゆる飯豊町、白川ダム湖岸公園

01日(土)、昨年は新型コロナの影響で越県できなかった、山形県西置賜郡飯豊町大字数馬の白川ダム湖岸公園へ行く。ちょっと早めに家を出る、且つ今は東北中央自動車道が無料で通行できるので暗い内に到着する。因みに米沢から白川ダムへは東置賜郡川西町で県道四号米沢飯豊線と県道八号川西小国線が一つになり、途中はガードレールもない険しく細い山岳路となる。従って特に夜間はゆっくりと慎重に運転されたし。

ダムに近付くに連れ小雨模様となり、到着すると色彩は映えず湖面の写り込みもない。それにしても周囲には残雪があり夜はかなり冷え込むと思うのだが、GWということもありキャンプ客を毎年見掛ける。

雨は降ったり止んだりを繰り返し、徐々に東の雲が流れる。それを待って構図を決めようとするが、下画像の遠くの建物を撮り込む構成は年々伸びる雑木に邪魔され難儀する。


「白い朝」~ F8・SS1/1000・ISO200 ~


雲間から射した陽光は一瞬山霧に白く反射する。その様子を捉えてみるがこの時点での立ち位置が宜しくなく、中途な構成となってしまった。


新葉萌ゆ ①」~ F10・SS1/40・ISO200 ~


新葉萌ゆ ②」~ F8・SS1/400・ISO200 ~


水面の写り込みは太陽次第であり、所々要約青空が現れそれ迄のくすんだ景観を払拭する。雲が流れ山霧になるタイミングを待つも、出来は至極当たり前の内容となる。


帰路も県道四号及び八号線を使用、途中で湖岸公園の全貌を眺める。飯豊山に掛かっていた雲も消え始める。麓の東置賜郡川西町大字玉庭には下画像のような廃屋が多々ある。毎回車を停め撮影を行うが、例年に比べ黄色い花の数が少ない。


1/3のノスタルジア」~ F10・SS1/100・ISO200・HALF ND8 ~


花が少ないので今回は撮影時からモノクロを選択した。現像時にコントラスト及び明暗の補正を行う。おそらく季節が進めば雑草で覆われてしまうと推測するが、殺伐とした光景に何か惹かれるものを感じる。


川西町からは国道121号線で喜多方、裏磐梯を経由する。国道沿いの新緑は正に萌黄色で美しい。裏磐梯では桧原の一本桜に回ってみたが、やうやう咲き始めといった景観であった。


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