石川郡平田村 ”手打中華そば 味楽”

前回食べた際の美味さが忘れられず二ヶ月ぶりの訪問。店舗は平田の道の駅から凡そ1.5km、国道49号線沿いにあり、一見するとコンビニないし一般店舗のような店構え。

メニューは醤油と塩をベースとしたラーメンが主となる、ご飯類は焼豚丼とセットに付くライスだけのようだ。

店内中央に八人席の大きなテーブルが二卓、そのテーブルを囲み四人席テーブル×三卓、小あがり四人席×三卓。店内の一角にはコミックや絵本が多数有り。下画像、手打ち麺についてのあらましだが、前回も記したように全粒粉の粒々した食感が美味いのです。


特製味楽中華そば @850円+大盛り @190円


素晴らしいビジュアルです。中央の大きいシナチクに煮玉子、そしてワンタンにバラ、モモ、カブリのチャーシューとコスパは最強かも知れない。スープの説明として「厳選された鶏ガラ、豚骨をベースに名古屋コーチン丸鶏をぜいたくに使い丹念に時間をかけて煮出した清湯スープに上質な利尻昆布とウルメ煮干しアゴダシ、本かつおを、サバの厚削りを煮出した奥深い旨みと、さっぱりとした味わいのあるらー麺です」と明記されており、確かに一口啜れば上品な味わいに納得するも、今回は前回と異なりやや味の明確さがぼやけているように感じた。

麺は前回と比べ全粒粉の粒々が少なく見えた。それによりブツブツした噛み応えは後退するが、麺そのもののピロピロ感や美味さに変わりない。

手打ちごま中華そば @780円


こちらはサマオクが注文したもの。味見するのを忘れてしまったのだが、矢張り味に明確さが無いというか、ぼやけたような印象を持ったようだ。


手打ち麺やスープはその日の天候などによっても差が生じ、一度二度食べただけではその本質は分からない。とはいえ一度目で不味ければ好き好んで二度目は行かないだろう。が、先述したように850円の特製味楽中華そばの内容とコスパは一度食する価値は大いにある。


石川郡平田村上大字蓬田字下槍らい14 月曜定休