石川郡玉川村 ”手打ちらーめん 響 HIBIKI”

六月以来となる”手打ちらーめん 響 HIBIKI”。その間に一度来たのだが新型コロナ感染防止による自粛を行い、暫く店を閉めていたようです。

前回も記したように店舗は福島空港から10分弱の場所にあり、所々に案内板はあるもののナビがないと迷うと思う。今回改めて店舗を拝見し、おそらくこの建物は養蚕小屋を改造したのではないかと気付く。メニューは醤油、塩、味噌の三本立て。

店内は三つのブロックに分かれており、全部でテーブルは四卓、カウンター四席からなる。画像は厨房に面したカウンター席になるものの、狭いので四人座るのは無理っぽい。

このような環境、及び店主一人での営業になり、供えられた注文書に記入の上渡す。そして会計は着丼時に行う。隠れた名店であり、一番乗りした私の後は直ぐに満席となる。

チャーシューメン @900円+大盛り@100円


次回は味噌かと考えていたが、時が経ち前回と同じものを注文。琥珀色のスープが美しいです。傍らには水菜が添えられ、如何にもザ・チャーシューメンといったビジュアルにまずはスープを一口。すると前回のファーストインプレッションであった、鶏出汁やキリっとした醤油の風味とは異なる味わいだった。併しそれは不味いという訳ではなく、無化調故のマイルドでスッと身体に染み入るような感覚に変わりはない。

麺も前回と異なり黄色っぽさが無くなり、白河ラーメン特有の食感と喉越し。更に先述した水菜と麺のコラボがシャキシャキと歯触り良く美味いです。チャーシューはモモ肉オンリー。時としてモモチャーシューはパサパサして味の染み具合がイマイチだったったりするが、このチャーシューはそれらと一線を画す程よい歯応えと味の染み具合。

塩ラーメン @770円+レモン @50円


こちらはサマオク注文の品。予てより塩ラーメン+レモンが美味いと聞いていたのだが、サマオク曰く確かに美味いとのことでした。ちょっとスープを飲んでみたが、レモンの爽やかさが口内に広がり、塩ラーメン特有の冷めてからの塩臭さを上手くカバーするのか、もしかしたら女性好みの内容かも知れない。


石川郡玉川村大字南須釜字柳作67 火曜定休