ブログの長期休止について...

ブログの更新を休止して三ヶ月が過ぎました。その間以前撮った画像を二度ほどupしたけれど、未だそれは再開の兆候とはなりません。休止と共にブログ村は退会し、これらについてああだこうだと推測で悪しきことを云う人々がいると耳にし、休止している理由を敢えて明記することにしました。


その理由を端的に記すれば母親の自宅介護・療養です。これは今に始まったことではなく、2019年の6月に直腸ガンで入院してからです。頚椎炎の持病があり歩くことが不得意であった母は手術に際し、医師より手術後は歩けなくなる可能性が強いと告げられました。高齢ということもありそれは現実のものとなり、入院中はリハビリなどを行いこの年の10月に退院、自宅介護となり車椅子とベットの生活になりました。因みに食事は自分で食べることが出来たが、おむつやストーマ交換、車椅子での散歩などは私の役目です。


それでもこの時点では歩行器で部屋の中を歩く、そして金曜日はディサービスに行くなどの体力はありました。退院前までの私は自由に撮影時間を消費し越県も可能だったが、退院後はディサービスに行く金曜日の日中、土日何れかの午前中ないし夜間をサマオクに介護を頼み遠出が出来ない撮影となりました。そんな状況であっても只見線や海などを決められた時間の中で撮りブログの更新をしていました。今となればそんな制約の中での行動の方が、被写体に向かう意識は高かったように思います。


そんな状況が2年と数ヶ月続いた2022年の1月、夕食後から始まった嘔吐が夜中まで続き、救急車で病院に行った結果、腸閉塞で暫く入院することになる。通常の腸閉塞は三週間もあれば自然と治るようだが回復の兆しはなく、その後の検査で腸の周囲にガンの再発がありそれを原因とした閉塞のことだった。


入院中は食べては吐くを繰り返すので絶食となり、医師である妹夫婦の意見もあって中心静脈へ輸液点滴を行う手術を行い5月に退院、自宅療養となる。退院後はそれまでと異なり完全にベット生活を余儀なくされ、私は母のベット脇で寝起きを共にすることになり、この時点でブログの休止を決めました。


暫くは腸の動きもよく適度に食べ排便もあったのだが、最近はプリンやゼリーを少々食べるに留まり便も出ない。併しそれより何よりガンの影響か息苦しさや各所の痛みを訴え、現在はフェントス・テープを2mm、時によって3mm貼っている。息苦しさや痛みは時を選ばず夜中にもあり、私も最近は寝不足気味であるが、入院すればコロナの影響で面会が出来ない、直接触れることが出来ない状況下であり、なるべくこのまま自宅で面倒を見ようと思っている。


とはいえ高齢故に軽い認知症やせん妄があり、私達の見えない世界を現実として荒唐無稽な話しを続けたり、また先述したように夜中に痛みを訴えられると寝不足の中でイライラが溜まり声を荒げることもある。その度に日に日に弱まる終末期の母親に対する器量の無さを反省する日々が続く。そんな訳でMain Blogにコメントやメールを頂きながら、なかなかレスが出来ずに申し訳ないです。色々な意味でこの状態をいつ終えるようになるかは全く分からないけど、少しでも長く家に居て欲しいと願うばかりです。


・・・08/30追記・・・
腹痛と嘔吐が数日続き、腹水もあって本日救急車で病院へ行き、入院となりました。