限月、東雲と霜畳の坂下行く

ブログを休んでだいぶ経ちました。長く休んでいるとキーボードで文字を打つことさえ億劫となり、更にはPCの前に長く居られない状況なので尚のこと筆が進みません。これじゃいけないなぁ‥と、今のところはまだ再開の予定はないですが、生存報告も兼ね一昨年撮った画像をupします。


東 雲」~ F6.3・SS1/80・ISO1000 ~


撮影は一昨年2020/12/05、その際の記事は「閉塞成冬、会津坂下駅を始発便立つ」。当時upした画像は06:48頃通過下り423Dと08:13頃通過上り424Dの二便だが、今回upした画像は上りの始発便となる06:38頃通過の422D。upしなかった理由はノイズと描写の甘さ故だが、今になって見直すと却ってこれも味の内かと自己満足に浸る次第。


昔々鉄道雑誌で同じ構図で撮られた画像を見たことがある。その頃は画像中央、坂下厚生総合病院の此方側にマンションやアパートなどはなかった。そして何より画像右下のビニールハウスや樹木もなく、フレーミングの自由度が現在以上に高かった推測する。尚、撮影地の住所は河沼郡会津坂下町大字船杉字北杉大道上乙と思われる。


おそらく日曜の始発便に乗っている人は稀だと思うが、それでも暗く寒い限月の早朝、時刻通りにやって来る車両に何かしらの郷愁というのかノスタルジーを感じ、それが先述した味の一つにもなっている。因みに画像右側にはコンビニの照明看板があり、その凡そ500m先が会津坂下駅となる。会津坂下駅といえば春日八郎の”赤いランプの終列車”。とてもベタだがこの駅の周辺で撮っていると常にそのメロディーが頭に浮かびます。


この立ち位置はこれまで何度か書いているように、夏場は雑草が蔓延り撮影には適しません。それら雑草が枯れた後の冬季、特に始発の下り便が日の出の朝焼けと重なる2月や12月を狙っていた。「21/03/07]にも撮影を行ったが、その際も期待できる朝焼けに恵まれず、次回こそはとその年の11月にロケハンを兼ね様子見に行ったところ、残念なことに上画像のように電線が架かってしまい、今迄のような構図は無理になったとそれ以降行くことがなくなった。


@写真タイトルをクリックするとフォト蔵の大きい画像(別タブ)が開きます。