恐るべし390円アンプ

ヤフーショッピングで安価なUSB給電アンプを発見。価格が価格なのでダメもとで購入してみました。「USB給電 デジタルアンプ内蔵ケーブル」←二年前の記事でこの時点では270円。

出力は3w×2の模様。矢印部は音量調整ダイヤルです。最初に触れて感じたことはコードが硬く、細かい取り回しは利かないような感じです。

そこらに転がっていたパナソニックのミニコン用スピーカーを使いました。おそらく密閉型でネットを外せないので構成は不明だが、取り合えずは2wayの模様です。最初は画像のノーパソに繋いでみたところノイズがあり、更に想像以上に音質が悪く仕事用のPCにしました。

以前も書いたように仕事用、趣味用PC共にデュアルディスプレイとしており、大きいスピーカーは置き場所に困ります。従っていつもは「2022/09/07」の記事のように、小型のアクティブスピーカーを使っております。

所でこの一ヶ月使っている小型のアクティブスピーカーは画像の「JBL Pebbles」です。USB一本で給電及び信号伝達を行いこの価格帯の中では突出して音質は良いと思うけど、下画像の矢印部をプッシュして電源ON-OFF、回して音量の上げ下げを行う構成はちょっと使い辛い。


更にDACを介したアンプであり音質の調整は出来ないが、音質的にこれはマイナスポイントではない。また横置きが可能でその状態で聴くと音場が広がるが、個人的には定位がしっかりする縦置きの方が好みです。


という訳でJBL Pebbles VS USB給電390円アンプ+パナソニック・スピーカーの聴き比べを行ってみました。今回も↓YouTube動画はコンデジによる録画・録音なのでとても分かり辛いけど、JBL Pebblesで感じた管楽器のヒステリックさは穏やかになったように感じる。そして390円アンプは使うスピーカーによって音質は大きく変わると思うが、スピーカーや筐体が大きい分、中域がマイルドで全体的にフラットな印象を受けました。


低音に関しては何れもこのサイズと構成で望むことはできず、耳で聞こえる躍動感をどう捉えるかで異なるけど、タイトル通りこの価格にあって恐るべき内容の製品だと思います。結論としては何れも甲乙付け難く、PCをもう少し良い音で聴きたいと思った際、目の前にパッシブスピーカーがあるなら価格が価格なので一度試してみるべきでしょう。