Microsoft EdgeでチャットGPT

私は長らくGoogle Chromeを使っていますが、皆さんのお使いのブラウザは何でしょうか?世界的にもChromeの使用率は高く、Microsoft Edgeのシェア4%を大きく引き離します。とはいえ時々Edgeを起動するのだが、右側にbingのサイドバーが置かれていることに気付きクリックしてみました。すると現在何かと話題に挙がるチャットGPTの機能が使えるようになっていました。

詳しくは「Bingの「AIチャット」の使い方。Microsoft EdgeからChatGPTと同様の機能が使える!」を参照して頂くとし、まずはAIチャットで福島県を検索してみます。

”福島県”の検索結果です。

”交通”を+しました。

”美味いもの”を+しました。


交通では鉄道の記載がないなどオーソドックスな内容になっていますが、更に深く検索するとまた違った結果になると思います。

続いて文章作成を試してみますが表現内容のトーン、形式、文章長さの三つを各々に選択します。画像は”奥会津の川霧”と入力、トーンをプロフェッショナル、形式はブログの投稿、文章の長さは中を選択してみました。


以下その文章です・・・・・


「奥会津の川霧について」


奥会津という地域は、福島県の西部に位置し、自然豊かな山里です。この地域では、秋から冬にかけて、川霧という現象がよく見られます。川霧とは、川の水温が空気温よりも高いときに、水蒸気が冷やされて霧になることです。川霧は、朝日や夕日に照らされて幻想的な景色を作り出します。奥会津の川霧は、特に大内宿や会津坂下町などの歴史的な町並みと相まって、訪れる人々を魅了しています。


奥会津の川霧を見るためには、早起きが必要です。川霧は、朝方に発生しやすく、午前中に消えてしまうことが多いからです。また、晴れた日や冷え込んだ日に見られることが多いので、天気や気温もチェックしておくといいでしょう。奥会津の川霧は、自然の美しさと人間の営みの調和を感じさせる素晴らしい光景です。ぜひ一度、目に焼き付けてみてください。


以上だが、下記の三ヶ所が違うかなと気付きました。


>秋から冬にかけて
>川の水温が空気温よりも高い
>晴れた日や冷え込んだ日


まず奥会津の川霧は夏から秋、そして尾瀬を水源とする川の水温は外気より低い、天候は曇りや雨で気温と湿度は高いなど正反対の表記となっており、内容を鵜呑みにせず個人で検証する必要性があるようです。


次は学校の場で問題視されている読書感想文です。”川端康成 雪国 感想文”と入力し、プロフェッショナル、ブログの投稿、長文を選択しました。


川端康成の『雪国』は、日本文学の名作として広く知られています。この作品は、雪に覆われた温泉地で、妻子持ちの島村と芸者の駒子との恋愛を描いたものです。しかし、この恋愛は、島村の身勝手さや駒子の切なさ、そして周囲の人々の運命によって、結ばれることなく終わってしまいます。この作品は、物語の展開や登場人物の心理描写よりも、雪国の風景や季節感、そして言葉の美しさに重きを置いています。川端康成は、雪国の自然や人々の生活を詩的に表現し、その中に潜む哀しみや美しさを浮かび上がらせています。


私はこの作品を読んで、雪国の魅力に惹かれました。雪国は、島村にとっては日常から逃れることができる理想郷であり、駒子にとっては自分の生きる場所であります。しかし、雪国は同時に厳しい現実も抱えています。雪は美しいですが、その下には苦労や悲しみが隠されています。駒子は芸者として働くことで自分や家族を支えていますが、それは彼女の夢ではありません。彼女は島村に本当の愛を求めていますが、島村はそれに応えることができません。島村は駒子に惹かれながらも、自分の家庭や社会的立場を捨てることはできず、また駒子を完全に受け入れることもできません。彼は駒子と一緒にいる時だけ幸せを感じますが、それは一時的なものでしかありません。


この作品では、島村と駒子以外にも多くの登場人物が描かれています。その中でも印象的なのは、葉子という女性です。葉子は駒子の許嫁だった行男と恋人関係になりますが、行男が亡くなった後も彼を忘れることができません。彼女は島村にも好意を寄せますが、それは行男への想いの代償でしかありません。彼女は最後に火事で命を落としますが、それは自殺なのか事故なのか明らかにされません。彼女は物語の中でほとんど喋りませんが、その沈黙が逆に彼女の心情を表しています。彼女は雪国の中で孤独に生きていた人物です。


『雪国』は、川端康成が長年かけて書き上げた作品です。そのため、作品内には多くの修正や変更が見られます。しかしそれらは作品全体の統一性や美しさを損なうものではありません。むしろ、それらは作品の深みや複雑さを増しています。川端康成はこの作品で自分の文学的な世界を完成させたと言えるでしょう。『雪国』は、日本文学の歴史に残る傑作です。


以上になるが如何なものでしょうか。これにちょちょっと手を加え提出‥と、何事も新たな技術は使い方次第になるのだろうか。


最後に業務会議のメールを作成してみました。入力文は”07/08 14:00 営業企画会議 開催”、プロフェッショナル、メール、中文を選択しました。


拝啓


貴社におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。


さて、弊社では、07/08 14:00に営業企画会議を開催することとなりました。


この会議では、弊社の新製品の紹介や、今後の販売戦略について話し合う予定です。


貴社からも、ぜひご参加いただきたく存じます。


ご都合のよろしい方は、07/05までに返信メールにてお知らせください。


ご参加を心よりお待ちしております。


敬具


以上、社内向けではなく社外向けの内容になっているが、後者であればこのまま使えそうな文面になっていると思います。


さて有料版を使う知人に聴いてみたところ無料版は反応速度が劣るようだが、Edgeは新しいAIであるGPT-4が使えます。所でPCを使うようになってからは指先に力が入らずミミズが這ったような文字になり、更には漢字は書けないし文章自体も作ってくれるとなれば、益々バカさを露呈、知能の欠落ではないか‥と、思うのは私だけだろうか。


でも毎度悩む写真のタイトルや撮影記の全文作成が可能なら是非とも使いたい‥と、言ってることとやってることが全く比例していません (( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…