大沼郡金山町と昭和村を結ぶ国道400号線、途中の玉梨地区にある｢本屋食堂 玉小前｣。本や文房具販売と食堂を兼ねる店舗として前々より気になっていた。

一見すると一般住宅のような店構え。因みに玉小前とは旧玉梨小学校前の意。ネット上では火曜定休になっているが現在は月曜に変更されている。

各種ラーメンを始め、失礼ながら田舎の食堂としては定食類のバリエーションが豊富。実のところカツ丼やカツカレーなどなどオーダーを悩みました。

店内はテーブル席四人×四卓、カウンター四席。内テーブル席二卓は靴を脱いで上がる。賑やかな店内の壁面にシングルレコードのジャケットが飾られている。邦楽はあまり聴かなかったが、それでも見たことがあるジャケットが数枚、コンセプトである｢昭和歌謡曲が感じられる店｣の通りであります。

本や文房具の姿は見えず、それらが置かれるであろうコーナーには駄菓子類があり、もしかして土日と平日では内容が変わるのだろうか。

香味エゴマ塩ラーメン ＠700円＋大盛り ＠100円

先に書いたように色々と悩んだ結果、小耳に挟んでいた香味エゴマ塩ラーメンを注文。まずはスープを一口、風味のあるエゴマはとても淡白というのか、ワカメの味が強く終始ワカメの味に支配されてしまっている。太いメンマやコーンなど、全体的なバランスは良いと思うのだが、矢張りワカメの風味が後を引く。

麺はツルツルとし噛み応えがある。通常チャーシューは一枚であるが、ナルトが間に合わず、そのぶん一枚プラスとなっている。そのチャーシューは鶏肉、どちらかいえば苦手なのだが難なく食べることができた。

サービスでコーヒーが提供されました。こういった心遣いが嬉しいです。今回は塩ラーメンを食べたが、他のラーメンや各定食類も気になるところ。

大沼郡金山町大字玉梨字川下居平1460 月曜定休