相馬市馬場野 ”井戸端よしお”

相馬市街から一本脇の県道121号線沿いにある井戸端よしお。冬季は道沿いの樹木が落葉し、田園地帯の真ん中といった感がある場所だが一年ぶり三度目の訪問。

ラーメン店のイメージとちょっと異なる店構。そして店内はその店構えともまた異なる明るくてカフェといった趣きがある。客席は二人席テーブル×一卓、四人席テーブル×五卓、他に二階席有り。平日ながら昼時なので賑わっておりました。


以前は奥の飾り棚に日本酒が置かれており、酒の肴と中華そばと銘打つように夜は居酒屋として営業していたと思われるが、酒瓶はなく夜の営業は行っていないのだろう。

メニューは醤油と味噌がメインとなり、他には季節限定品もある。消費税の影響か、昨年と比べると各ラーメンはほぼ10円の値上がりとなっていた。

上画像は季節限定品やメニューに載っていないもの。

肉入り中華そば 大盛 @930円


メニューに煮干の香るあっさり醤油味と記されているが、配膳される前から煮干の香りが届きました。もしかして煮干の風味が強すぎるかと思いながらまずはスープを一口。すると煮干の味は程よく中和される。つまり醤油とガラ、そして煮干のバランスが良いということだと思うも、今回のスープは総じてちょっとしょっぱさを感じた。


甘口メンマが多く乗っており、肉入りという割りにチャーシューは三枚だった。そのチャーシューは肉厚ながら歯切れ良く味も染みている。併し肉入りということでチャーシューメンを連想するが、あくまでも肉入り中華そばであってチャーシューメンとは異なるということを理解しておいた方が良いかも知れない。

中太ストレート自家製手もみ麺。低加水で噛み応えがあり、スープの絡み具合もよくラーメンを食べているという感覚がある。

肉まぶしごはん @200円


ラーメンに使われるチャーシューが抜群に美味しいという訳ではなく、所謂チャーシュー丼もそれ也の味わいだった。言い換えるとラーメンの味の濃さに引けを取ってしまうよな塩梅。更に肉片小さく、大きくカットすればまた違った内容になると思う。


相馬市馬場野字岩穴前202 月曜定休