墓荒らしと間違われたいわき市夜の海撮影

06日(土)、久々に夜の海へ行く。目的はいわき市岩間町台の岩間海岸といわき市平薄磯字北街の薄磯海岸。何れも以前撮った画像の踏襲となる。

まずは岩間海岸を俯瞰して夕陽に染まる波間の撮影だが、何とか日没に間に合ったものの現場には通行止めの看板が立っていた。そもそも車一台しか通れない墓地への登り坂で以前訪れたのが三年前の五月、そしてその年秋の台風で崩れたようだ。


残 照 ①」~ F10・SS1/8・ISO200 ~


残 照 ②」~ F10・SS1/3・ISO200 ~


闇が迫る中、押し寄せる波の表情を意識しながら撮り続ける。今まで撮る度にサーファーや釣り人が居たものの今回人影は無い。すっかり暗くなると老夫が近付いてきた。暗い時間帯に車が停まっていたのでもしや墓荒らしかと様子を見に来たとのことだが、墓荒らしって映画やピラミッド発掘番組などなど以外、普段は聞かない言葉だったり w


こちらは18:00過ぎて煙突がライトアップされた勿来火力発電所。私的にはちょっと派手なのでライトアップ点灯前に撮った画像をupする。


山かげはいずれおぼろに春の宵」~ F11・SS42.4・ISO100 ~


一昨年の撮影時、右端にあるプラントは建設中だった。そして改めて完成後に眺めてみると手前道路との間合い、フレーミングが微妙に難しい。今回は取り合えず撮ってはみたが、構図を練り直し何れの機会に再tryしたい。


それにしてもこの日は暖かく、いわきということもありこんな高台に長居しても宵の口は然程の寒さを感じなかった。


続いて薄磯海岸で光跡撮影を行う。夕刻以降干潮だと調べてあり、それに準じた構図を考えていた。併しながら暗くなってからの撮影なので撮っては確認で上下左右、そして焦点距離をちょっとずつ調整、その後に街灯などを用いピント合わせを行う。


「わたしは夜に海をみる op.12」~ F8・SS422.2・ISO400 ~


コロナ禍で「わたしは夜に海をみる」の撮影は初めてかも知れない。そんな状況が影響しているのか船舶の往来がとても少ない。普段は20:00頃になるとその数は多くなるのだが、どうにか撮れたから良かったものの今回の撮影機会は一度のみだった。因みに此処では今年初日の出撮影を行っており、この岩礁はチラッと写っております。


さて先に今日は暖かいと記したが、それでも夜の海にずっと立っていると腰が痛くなる。そう考えると一回で撮影を切り上げて正解だったとも云える。


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