今年初、宵闇の大志集落俯瞰ポイント

08日(土)、暫く続いていた只見線と新緑撮影だが、昨日に続き懲りずにまた出掛ける。今回は午後からの撮影になり、夕景の河沼郡柳津町大字久保田字下居平甲、久保田の棚田も撮影目的の一つだ。

まずは五日の撮影で先客があった上画像、大沼郡三島町大字桑原字古和滝の県道237号線から第一・第二左靱橋梁を撮る。時間があったので下画像など只見川沿いを見て回るが、既に多くは樹木に隠れている。


Tadami Colors」~ F10・SS1/250・ISO400 ~


車両は15:57頃通過の上り430D。午後からの撮影なので陽射しを心配するも、適度な薄曇りとなり色彩感はとても良い。毎度車両を何処に置くかで悩むのだが、年々伸びる樹木に邪魔され、個人的にはスノーシェッドを出た直後がカッコ良く見える。


撮影後、久保田の棚田へ向かうが次第に雲が厚くなりこの状態では夕焼けは撮れないと判断し長居はしなかった。上画像、2015年の映画「ヌよさらば ~かむろば村へ~」で使われたタケの家は未だ朽ちることなく存在していたが、暫く立っていた案内板は取り外されていた。因みに久保田の棚田「2017年」の画像です。

そんな訳で今年初となる大沼郡金山町大字川口字堰口尻吹峠からの大志集落俯瞰ポイントへ行ってみれば、此処でも黄砂の影響か黄色く霞んで見える。


下画像18:44頃通過の下り431Dを撮ってみるが、高ISO及び望遠でノイズが乗って全くダメです。併しながらこの頃になると徐々に西の空が赤く染まり出す。


大志落日 ①」~ F10・SS1/2・ISO200 ~


大志落日 ②」~ F10・SS1/2.5・ISO200 ~


撮影時間は②が先になる。空が染まった僅かな時間の中でレンズ交換や構図を整え、且つ露出設定などなど気を揉む。そして矢張り黄砂の影響か特に①は集落の鮮鋭さが希薄だ。


さてこの時間帯になってくると様々な動物が動き出すのか、背後に何かしらの気配を感じる。気になったのは定期的に聞こえる低い唸り声で、人気のない夜の山間は動物達の修羅の時間でありそそくさと撤収する。


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