会津若松市宮町 ”白孔雀食堂”

以前より行こう行こうと思いつつ、休みが合わず今回が初訪問となった”白孔雀食堂”。元祖会津ソースカツ丼と称される超有名店なのでその期待は膨らみます。

幾度となく店の前は通っており、ナビがなくても到着できます。城下町の一角に昭和を思わせる店構え。駐車場は店の並びにあるのだが、狭いので停められるのは五台ほどか。

メニューはソースカツ丼のみです。仕合わせカツ丼セットとは何ぞや‥と、いうことで調べてみると会津木綿のランチョンマット(五種の柄の中からひとつ選択)が付いてくるようです。

店内は二人席テーブル×一卓、三人席テーブル×二卓、四人席テーブル×一卓、小上がり四人席×一卓。コロナ対策のためか変則的な席数かと推測する。テレビに登城することが多く、壁には多数のサインが飾られていました。バナナマンの番組は見たような記憶がある。

名物カツ丼 @1.300円


カツが丼からはみ出しております。配膳の際にソースが流れるので注意して下さいと云われたが、既に丼がベタベタしており、これはちょっとどうかなと思った。さて二枚の内の一枚を丼の蓋に置いた後、大口を開け豪快にかぶりつく。大きいけど薄いカツなので簡単に噛み切れるも、口の両脇にソースが付いて食べ辛いと言えば食べ辛い。併し薄いということは筋っぽさや脂身を噛んだ際の嫌な食感がなく、却って肉の風味があって良いと思う。


ソースは二枚乗せだとしょっぱいかも知れず、それを踏まえるのであれば小盛りが適しているのかも知れない。気になったのは漬物が少ないということ。大きな肉片を食べるにあたり味変ではないが、口の中をリセットするためにももうちょっと量が欲しい。それと個人的にはこの方が食べ易いが、みそ汁の配置が逆なんですよ。


全体的には接客も良くそして美味かったです。併しながら頻繁に通える価格帯ではないことが残念。特に撮影を兼ねている場合など1.000円以下で澄ましたいところだ。


会津若松市宮町10-37 月・金曜定休