早春の飯豊を背にし

16日(水)、大沼郡会津美里町の向羽黒山城跡から只見線を撮ろうと出掛けたが、現在は冬季閉鎖となっており開場する04/01以降に出直すことにした。という訳で特に他の予定はなく、先週も撮った会津盆地界隈を見て廻れば雪解けはだいぶ進んでおりました。

あちこち見て廻り今回は大沼郡会津美里町字新沼尻、通称高田カーブとしました。ご覧のように畦道は殆ど解け農道も車の通行が可能です。天候は薄曇りで飯豊山ははっきりしないものの、これくらいなら何とかなるかと車両通過の際に空模様が悪化しないことを祈ります。


遠くの田んぼでは白鳥が餌を啄んでいます。北帰行っていつ頃だったか、まだまだその数は多数見受けられます。この日の会津盆地はだいぶ暖かく遠くからでも山の地肌が見えるようになり、腹を減らした熊が山中を歩き回っているだろう。

車両は13:26頃通過の下り427Dと13:55頃通過の上り428D。先頭がこちら側になる428Dがメインになり、427Dで間合いや構図の確認を行う。此処での撮影で毎回気になることがあり、それは画像の白丸部分、寺崎踏切からこちら側がいつも蜃気楼のようなものに包まれているということだ。

そこを列車が通過すると車体形状も崩れてしまい不思議な現象です。以前は水蒸気やレンズの性能が原因かと思っていたが、どうやらそうではなさそうだ。因みに寺崎踏切周辺で撮影を行ったことがあるが、そこではこれらの現象を経験していない。


早春の飯豊を背にし」~ F10・SS1/500・ISO320 ~


そんなことを考えながら428Dを待ちます。そして試し撮りの427D共々通過時間が早いことに気付き、帰宅後調べてみると03/12にJR東日本でダイヤ改正があったようです。只見線も若干の変更があったようだが、全便ではなく変更といっても2分から3分の範囲でした。


構図を色々と模索、列車の先頭だけをフレーミングするか否かを迷い田んぼに降りてみました。その高低差は凡そ2m程だが、飯豊山の存在感が全く異なって見え、先頭だけとすることにしました。また線路両脇の残雪が何かしら良い感じに思えました。


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