郡山市本町 ”みたか食堂”

デカ盛り店として予てより耳にしていた”みたか食堂”。店舗前は何度も通っているが、今回初めての訪問となる。郡山駅より南へ凡そ600m、失礼ながらそこには取り残されたように昭和の佇まい感じさせる店が立っている。

車は道路を挟んだ向かいに専用駐車場あるので心配ない。14台ほど停められるスペースがあるものの今回は満車に近かった‥が、店内の先客は二名のみ。ちょっと不思議です。

メニューは町の食堂のイメージそのものといった内容。価格はそれ也にするようですが、問題はその量になるだろう。今回は前情報によりカツカレーと決めておりました。

店内は三人席テーブル×一卓、四人席テーブル×一卓、カウンター二席、座席四人席×三卓。狭い空間ながらテーブル席は改装されており、座席の間は外装通り昭和の民家のままでした。

カツカレー @1.000円


いやぁ~素晴らしいですね。並々に盛られたルーでライスもカツも見えません。端の方からまずはカレーとライスを口に運ぶ。「ん、甘い」、これが最初の印象だったが、後からピリ辛感が
追い掛けてきます。その辛さと甘さが微妙な相乗効果となり、更にはコクもあってとても美味いです。ライスの量はどうだろうか、普通茶碗で四杯強くらいだろうか腹が苦しいです。

カツの厚みは凡そ1.5cmといったところか。臭みや筋っぽさはなく、柔らかくて揚げ具合も良好です。清湯スープが付いており、普通のみそ汁椀だが何故か重さを感じます。この清湯スープ、店によってはハッキリ言って不味くて一口啜って終わることもあるが、”みたか食堂”のスープは最後まで食することが出来ました。

味噌たんめん @800円


こちらはサマオク注文の品です。サマオクは通常店の大盛りなら残すことなく食べるが、此処では流石に食べ切れず、もしかして麺は二玉くらいあるかも知れません。先に価格のことを記したが、量を考慮すれば妥当な内容と云えるだろう。尚、量を減らしたオーダーも可能のようだが、その差は50円ほどなので腹具合を考量した上で決めることをお勧めします。


郡山市本町1-18-8 日曜定休