夏の軌条、土潤溽暑の奥会津
02日(土)、懲りることなく今週も奥会津へ向かう。何だかんだと云いながら、夏季は只見線の撮影が続くのでお付き合いをお願いしたい。いつもと同じように川霧の立ち方や運用車両の確認で会津川口駅まで行き、それから撮影場所を決める。

この日も川霧の立ち方は薄く、第一只見川橋梁の西側俯瞰ポイントなどを見て周り、結果として大沼郡三島町大字名入からの第二只見川橋梁に立つ。車両06:01頃通過の上り422D。
橋梁沿いから見てる分にはそこそこであったが、現着し車両の通過を待っている間にかなり薄くなってしまった。天気予報は曇りだったのでちょっとは期待したが、何度も書いているように盛夏の川霧発生が厳しい陽気・環境となっているようだ。

続いて先週は陽が射し影日向が生じた、大沼郡三島町大字桑原字古和滝へ向かう。先述したようにこの日は大きな雲に太陽が隠れ、佳きコンデションだった。下りの始発便を撮る前、まずは07:31頃通過の上り424Dにて様子見、且つ構成確認を行う。因みに左奥は宮下ダム。

「夏の軌条」~ F10・SS1/400・ISO400 ~
車両は07:41頃通過の下り423D。川面は波立つことなく樹木や空の写り込みが美しい。もうちょい光が穏やかであれば、樹木の写り込みは更にくっきりしたと思う。もしこの写り込みがなければ画像のupは無かったかも知れない。再三書いているように、鉄道写真は川霧も然り列車の通過時が全てと云うか、その前後の景観が幾ら良くても作品にならない。
さてこの423Dの二両目は首都圏色車両だった。小出駅で折り返し夕方の便になるのだが、その車両を用いた撮影場所、及び構成を既に頭の中で企てていた。

この数週間、向日葵の開花確認で南会津郡只見町大字塩沢字上川原の会津塩沢駅に立ち寄っていた。まだ早いだろうと思いながら行ってみればその通り早かった。現在の状況だとおそらくお盆の頃が見頃かと思う。間もなく宮下ダムで撮った同駅08:51発の423Dがやって来た。一人の旅行者が降りたようだが、この暑さの中で何処に行くのだろうか‥。
会津塩沢駅から只見の山中に向かうが、茂みに隠れた倒木にぶつかりフロントバンパー破損、更には熊に遭遇するなど大変な目に会う。詳しくはメインブログの「Today's mutte」を参照にだが、そんな時は大塩の炭酸温泉に浸かり気分転換する。

夕方やって来る首都圏色車両は、いつもの大沼郡金山町大字横田字山根で撮るつもりなのだが、線路沿いには雑草や枝木が蔓延る。夏前にも刈ったのだが新たな枝木も伸び、草刈り・伐採を行い15:01頃通過の上り430Dを撮ってみれば、線路が雑草で隠れてしまうなど思うように行かない。因って立ち位置をちょっと変えることにした。

これは大沼郡金山町大字横田字上山、車両は15:53頃通過の下り427D。第七只見川橋梁に向かう途中になるが、間合いなどが上手く取れず仕舞いの内容。キハE120の国鉄色、キハ110の首都圏色、そしてこの画像の東北色と当日は全てのラッピング列車を見ることが出来た。

そして首都圏色車両の撮影になる。先の430Dなど毎回白丸部の水堀施設脇で撮っているのだが、前出したように立ち位置を変えてみる。時間的に沈み行く太陽に空がどんな表情になるか、それも気になるところだった。

「ふるさとへの途 op.7」~ F8・SS1/500・ISO800 ~
車両は18:29頃通過の上り434D。もうちょいカッコ良い雲の形状を期待したがこればかりは致し方ない。当日の日没は18:46、山間なので太陽の姿は見えていないが、完全に沈めば更に見栄えする夕焼けとなったかも知れない。併しながら「夏の軌条」で述べたように、車両通過時の景観・状況が全てとなり、想いは次回撮影の糧となる。
さて暑さが続くからか沿線で撮っている人があまり居ない。それでも臨時列車の風っこ撮影ではチラホラ見掛けるが、只見線は不便さを愉しむ鉄道であり、そしてその撮影は孤独を愉しむものかも知れない。いや、そもそも写真とは一人で居る時間を愉しむ趣味だ‥などと知ったようなことを云ってみたりする。
所でだいぶ日が短くなってきた。いつも04:00過ぎ頃に柳津町の瑞光寺橋を通過する。その際に只見川の様子などを確認出来たのだが、今は暗くて見通しが利かない。調べると夏至の頃より20分以上日の出が遅く、更に立秋やお盆が過ぎると尚のこと日暮れも早くなる。
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