立冬の旧喰丸小学校、そして奥会津路

M.Hermitage

08日(土)、立冬となり日に日に寒さが募る季節となる。とは云っても少しづつ寒さにも慣れてきたのか、冬用の厚い上着などはまだ早いように思う。そんな季節の中、毎秋恒例になっている大沼郡昭和村大字喰丸字宮ノ前の旧喰丸小学校へ行ってみた。

この画像では分からないが、昨年からか校舎の左側に関連機関の車が停められており、校舎を正面から撮ると写り込んでしまう。またこの日は旧車が集う催しが開催されるようで、暗い内から蕎麦カフェSCHOLAには灯りが点っていた。


立冬驟雨の朝」~ F10・SS1/5・ISO200 ~


毎秋通っていて思うことは、例えば昨年の同時期は良い感じで落葉していたり、ある年は霜で全て散ってしまったりと、紅葉のタイミングがなかなか掴めないということだ。当日の様子だと落葉はまだまだながら、冷え込んで霜が降ると一気に散ってしまうかも知れない。


そしてこの日は厚雲に覆われ冷たいにわか雨が降るなど、天候が悪いので暗めの露出で後に補正しようと数枚撮って撤収となる。さてイチョウの根元にある木製のテーブルとイス、近付いて確認するとだいぶ痛んでおり直ぐにでも壊れそうだった。


昭和村から先週確認した際はイマイチの色付き具合だった、大沼郡三島町大字西方字居平の第一只見川橋梁へ向かう。色濃くなったような感じもするが、矢張り昔々の景観とは異なる。川面が落ち着くことを願うが、こればかりは如何ともし難い。


秋更くる朝 ①」~ F8・SS1/160・ISO250 ~


秋更くる朝 ②」~ F8・SS1/200・ISO200 ~


車両は①が07:25頃通過の下り423D、②が07:41頃通過の上り424D。見る角度や光の具合などが影響するのか、此処からの眺めはなかなか思い描く写り込みに出会えない。①を撮った際は何とかかんとかといった状況だったが、②の通過直前になって水面が荒れ縦構図に切り替えた。この日は普通臨時列車が運行しており、その関連で二連車両が来るのかと予想していたが、通常の単行車両通過に縦構図で良かったのかも知れない。


次も同じ第一只見川橋梁になるが、大沼郡三島町大字桧原字下三平の通称船着き場に移動する。その際に道の駅尾瀬街道みしま宿に立ち寄ると、駐車場がほぼ満車の状態だった。その多くは第一橋梁のビューポイントでの撮影か、かなりの賑わいとなっていた。


静寂破りて静寂至る ①」~ F10・SS1/200・ISO200 ~


静寂破りて静寂至る 」~ F10・SS1/400・ISO200 ~


車両は①が09:01頃通過の下り425D、②が09:20頃通過の上り426D。現着時は穏やかな水面だったが、此処でもにわか雨が降ったりと落ち着かない空模様、そして水面だった。撮影準備を始めた時は一人だったが、おそらく第一橋梁のビューポイントで溢れたのか、マイクロバスもやって来るなど次第に人員が増える。


にわか雨は上がるが車両通直前まで風が吹くなど、①はそんな中での一枚。②は「秋更くる朝 ②」と同様に車両通過前に更に荒れ始めたので構図を変えた。①②とも曇り空ながら陽が射すなど好みの光の具合なのだが、先述したように昔の鮮やかな色彩を想い起こす。


三島町を後にし南会津郡只見町大字蒲生字山下からの第八只見川橋梁へ向かう。車両は11:24頃通過の上り9428D。昨夏、近距離で熊と遭遇した場所でもあり、以前のように足繁く通うことは無くなりどうやら一週間遅かったようだ。国道沿いから見ると良いのだが、俯瞰するとほぼ落葉していた。また光が強く好む内容とはならなかった。

次は大沼郡金山町大字横田字山根にて定点撮影。車両は15:01頃通過の上り430D。撮るには撮ったが何ら変哲のない内容となり、これから先、季節が進んでから撮り直したいと思う。

最後は南会津郡只見町大字蒲生字上原の蒲生川橋梁にて撮影。到着時は蒲生岳に日が当たっていたが、この季節、車両通過の時間帯に陽が落ちることは既知だった。


蟄虫咸俯」~ F9・SS1/160・ISO500 ~


車両は16:11頃通過の下り427D。予想通り太陽は山影に隠れフラットな状況となる。山頂にはまだ青空が広がり、筆でなぞったような秋の雲が流れる。単なる青空なら車両に寄った構成とするが、そんな清々とした空を撮り込むフレーミングとした。


この時間になると更に風が冷たくなってくる。只見の紅葉はそろそろ終焉か、来週になればまた違った景観になっていることだろう。そんなことを想いながら帰路に着く。途中、会津川口駅に立ち寄ると周囲は彼誰時となっており、暗くなるのが一段と早く感じられた。


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