東茨城郡茨城町 涸沼

昨日、東茨城郡茨城町の涸沼へ行ってきた。初めての場所なのでロケハンも兼ねる、及びひたちなか市の中生代白亜紀層や大洗町の神磯鳥居も撮影予定のため05:30に家を出る。

初めての場所はまずネットなどで情報を得るのだが、涸沼の画像は水面から出た漁具と筑波山を背景にした夕景が多い。それらから考察し東茨城郡茨城町大字上石崎4144-4、県道106号線沿いの親沢公園を最初の目的地にした。

予想はドンピシャとなり、親沢公園の駐車場から凡そ50m先がその場所だった。

親沢公園はキャンプ場にもなっており、到着した頃には宿泊したテントを畳む人、釣りをする人、撮影をする人などなど様々な姿があった。

撮影位置の目星を付け沼を周ってみる。細かく歩いてみた訳ではないが、南側は沼岸までちょっと離れており、近付くには民家の庭先や畑などに入るようになる。
上画像は北側の親沢公園キャンプ場から涸沼自然公園までの各景観。沼岸までとても近いのだが、道は細く車を停めるスペースがなかった。


一回りした後に大洗町に向かう。マリンタワーではバザーが行われており賑わっていたが、大洗町はいつ来ても活気がある所だ。神磯鳥居方面へ行くと大洗、那珂湊、平磯の三つの海岸線を走る三浜駅伝が開催されており、その交通規制で中生代白亜紀層の沿岸などは通行出来ず、更に街中が混雑しているので昼食を摂った後に涸沼へ戻る。

それにしてもこの日は暖かいを通り越して暑かった。そんなに着込んできた訳ではないが、走行中の車窓を全開にしても暑気中りとでもいうのか、一時気分が悪くなった。
さて薄曇りの空に綺麗な夕景は期待しなかったが、それでも上画像のようにちょっと変わった光具合になり、04:20頃まで撮影を行った。


冬めく~ F8・SS4・ISO100・C-PL+ND400 ~


撮影時間は14:15。水面が輝くのを避けるため、太陽が雲間に隠れるタイミングを待つ。C-PLで反射をコントロール、且つND400で水面を好みの表情に変える。先述したように全く寒さを感じない陽気であるが、冬のイメージが脳内にありモノクロにしてみる。
今になって思うにもっと漁具をクローズアップした構図でも良かったような、つまり撮影意図からすると背景、特に空は無用だったかも知れない。


到着時、作業中の漁師から聴いたのだが、時期的に空気が澄んで夕焼けが綺麗な二月頃にカメラマンが多く来るとのことだった。なのでその頃にまた来てみたいと思った次第。


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