ぶらり裏磐梯

土曜日が雨となり、もしや日曜は耶麻郡北塩原村大字桧原の湖沼群に霧が発生するかと朝三時に起きてみたが、まだ雨が残る曇り空なので二度寝の後に出かけてみた。

秋元湖、曽原湖、そして桧原湖と特に目的もなく湖畔を廻る。各々の湖では釣りや水上スポーツが早くも行われており、GWの際と異なり新緑が眩しく目に飛び込んでくる。
裏磐梯の雨は上がっているものの、雲の多いコントラストの映えない空模様となっており、時折り陽が射すが直ぐに隠れてしまう。こういった場合コントラストや色調を出すにはWBと露出、そしてカメラ内の色彩設定が重要となる。個人的には露出を暗い設定にするが、速いSSないし絞るのではなくNDフィルターを使って暗い環境にする。

桧原湖の細野で撮影中カチャンと靴先に触れるものがあり、見れば角型フィルターのフォルダーではありませんか。雪に埋もれていた為かかなり泥が着いているものの、手にすれば私の持っていない77mm径なので戦利品として頂きました。

続いてゴールドラインの幻の滝へ向かう。GW時は雪に埋もれ途中の歩道には雪がある。この滝は何度も訪れているがその度に水量が無い状態であり、雪解け時の今ならと行ってみれば大瀑布となっていた。滝への細い道は川となり近付けば飛沫が飛んで来る勢いで、この水量のまま斜面の雪が解け木々の葉が生えればなかなかの景観になる滝だと思う。


さて今年は今まで行ってはみたが、上手く撮れなかったりブログにup後ボツになった滝を再度周り、写真として残せるものを撮ろうと思っている。今回の幻の滝もその一環だが、単に長時間露出で水の流れを撮るのでは無く、水の流れに聞きながらその流れを捉えてみようと思案している。