相馬市尾浜 ”お食事処 旭亭”

現在のところ企画として行われてはいないが、「松川浦復興チャレンジ丼」を提供する”お食事処 旭亭”に初訪問しました。相馬で撮影の折りこのチャレンジ丼を食べてみようと思いつつ、なかなか足が向きませんでした。

震災後、県道38号線沿いの高台に店舗を移転、ちょっと分かり辛いのだが松川港郵便局の隣りになる。

メニューは各定食とうどん・そば、そして焼き魚と弁当類。

店内はテーブル四人席×四卓、小上がり二人席×一卓、同五人席×一卓。新しい建物はまだ木の香りが残り、日当りの良い家庭的な雰囲気です。

ほたて飯定食 @1.350円

はらこ飯定食 @1.650円

かに飯定食 @1.650円

焼きカレイ @600円


私はほたて飯定食と焼きカレイを頂きました。ほたては四個、内二個はヒモ付きとなり、厚みがあって食べ応えがありました。特にヒモ付きの二個は噛めば噛むほどといった感じで、味が染み込んだご飯と相俟って美味さが倍増します。そのご飯はモチモチ感があり、もしかしたらもち米を適度に配分しているかもです。


見た目透明のアサリの味噌汁だが、飲んでみると塩気が濃い薄いといった次元とは異なるしっかりとした味わいがある。
カレイはマコガレイだと思われ、その旬は夏です。つまり脂が乗った状態ではないが、動物系の脂を好まない私としてはちょうど良いでした。因みにこのカレイにしてもホタテにしても生臭さは皆無であった。


さてこの日は三人で来店した次第だが、撮影など一人であれば訪れることはないと思う。それは値段及びその量などコスパ的なことであり、個人の食事としてはとても勿体無いと云える。また福島県沖の漁は今も規制が続き、味やメニュー、そして価格などなど、店側も震災前のパフォーマンスを100%誇示しているとは云えず、この先どのようになって行くか興味があります。


相馬市尾浜字牛鼻毛66 水曜定休 (臨時休業あり)


P.S.今週末に撮影の予定を立てた相馬郡新地町、白幡のいちょう。ロケハンでちょっと寄ってみれば、色付き具合は五分といったところか。枝打ちが行われたのか中央部の葉が少ないように見え、切られた枝が左側に置かれていた。また周囲の草も刈られ昨年とは様相がだいぶ違っていた。