いわき市内郷 ”いまの家 分店”

白河市の”いまの家”と”二代目いまの家”共々、いつも混んでいて入ったことがないのだが、相双地区およびいわき市の撮影の途中、昼は分店で食べようと10:30に着く。

ナビを頼りに行くと閑静な住宅街にありました。ちょっと見ただけではラーメン店には見えない建物は、何処か明治・大正の雰囲気がある。開店間際に駐車場は満車、そして行列となり開店後は直ぐに満席状態。

メニューは鶏ベースの中華そば、魚介ベースの支那そば、そして味噌ラーメンにワンタンメン、つけ麺がある。白河ラーメンを食べに来たので支那そばや味噌ラーメンは眼中になく、チャーシューメンを注文する。

店内は四人席テーブル×ニ卓、六人席テーブル×ニ卓、小上がり四人席×ニ卓。外装のイメージ通り時代に見合う展示物が飾られているが、その分やや窮屈に感じる。

チャーシューメン @900円+大盛り @170円


正に白河ラーメンといったビジュアルとキラキラ光る油膜の様が美しいです。チャーシューが小振りな印象だが、初めてなのでこれが普通か否かは不明。


という訳でまずはスープを一口‥美味いですねぇ。名古屋コーチンやさつま地鶏を煮込んだ端正ですっきりした味わいは正当な白河ラーメンといった印象。他店では時としてくどさを感じることがあるが、そういったこともなく最後の一滴まで完飲しました。
白河といえば炙りチャーシューだがその風味はあまり感じられなかった。先に小振りと記したが、モモもロースもほど良く味が染み込んでいる。

手打ち感満載のモチモチした麺。そのモチモチした噛み応えも味の内であり、ズズッと啜る食感、喉越しがまた良い。個人的には小麦の風味が残る麺が好みなのだが、これはこれで美味いです。


こうなると白河の本店などにも行ってみたいのだが、昼時に白河に居ることが少なく、ラーメンを目的に早めに出掛けてみるか‥。


いわき市内郷御台境町六反田32-5 水曜定休