いわき市平 薄磯海岸

01日(火)、家人といわき市平薄磯の薄磯海岸へ初日の出を見に出掛ける。日の出の一時間ほど前に着いたが、塩屋崎灯台及び海岸沿いの駐車場は既に満車状態となっており、いつも撮影の際に使用する字北街付近の数台置けるスペースに停める。

次第に人々が集まってくる。上画像は船舶の光跡撮影の際によく写っている岩礁だが、こうして見ると結構大きいことに気付くと思う。下画像はその岩の上から塩屋崎灯台を眺めた景観。併しながらこの画角では太陽をフレーミングすることは適わず、日の出前の撮影を行い海岸に降りる。


黎 明」~ F8・SS6・ISO200・C-PL+ND8 ~


岩礁の上から日の出前に撮った画像。今回は個人的好みである上空の雲がなかなか良かったです。この雲を求め暫し相馬に通ったのだが、元日に見れるとは幸先が良いのかも‥と、勝手に決め付ける。雲には日の出前の太陽が反射、独特の色合いとなることがある。これが好きな理由のひとつだが、ある意味太陽が登った景観よりもイメージが膨らむ。


波の形状を見極め数枚撮り、その中から一枚を選んだ。現像は雲焼けの色合いと全体の明暗を調整、コントラストの補正は行わなかった。


日の出の時間が近付くに連れ、雲の形状・表情が変わって行く。叶うなら「黎 明」撮影時の状態が良かったのだが、こればかりは致し方ない。


朱く洩れ入る」~ F14・SS1/1.3・ISO100・C-PL+ND8+HALF ND8 ~


雲間からの光芒を期待し絞りはF14固定としたが、結果は期待外れとなる。太陽が登るタイミングと波の形状を考慮しながらこれも数枚撮影、二枚ほど選んだ中の一枚。肉眼ではこれほど暗くはなく、各フィルターを使用したアンダーな脳内イメージの表現になる。


カメラのモニターでは太陽が白トビを起こしているが、PCでは解消されている。太陽上の雲をやや明るく補正、その他の色合いや明暗は撮って出しの状態であるものの、水平線の撮影なので歪みや傾きの補正は毎度行っている。


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