大沼郡金山町 ”大塩温泉共同浴場”

日中の入浴は苦手な私であるが、珍しく昼前から温泉に入る。その温泉は大沼郡金山町大字大塩字休場にある”大塩温泉共同浴場”。詳しくは「こちら」をご覧頂くして、2011年7月の新潟・福島豪雨で閉鎖、その後2015年8月に新築リニューアルオープンした。

撮影などで国道252号線を使っているが、国道から100mほど入った所にある。前々より炭酸温泉ということを聞き興味もあった。

入り口でサンダルに履き替えると直ぐに下へ降りる階段がある。受付けは常駐しないのだろうか入浴料(協賛金)の300円を箱に入れる。ある意味無人販売というか長閑でありますが、休憩所もあり今時300円はかなり安いよなぁ‥。

脱衣所では地元の方が服を着ている最中だった。曰くこの時期は観光客が少なくゆっくり入れるとのこと。実際入浴を終えるまで見かけた人はこの方だけだった。


濁ったお湯で使い込んだタオルなどは変色するそうだが、熱い湯を好む私としては38.5℃のぬるい湯ではなかなか温まりません。期待する炭酸の肌触りは皆無で粒立ちも見られなかった。因みにお湯を舐めてみるとかなりしょぱかったです。外湯があるものの冬は使えない。併しながら眼下には只見川が流れ夏などは爽快で良さそうだ。

大塩といえば天然炭酸水だが、近くなので久しぶりに寄ってみる。夏季は水が少なく井戸が閉鎖されることもあり確か昨年の四月以来だが、井戸の右奥に新しい囲いがあった。

雪が積もっているので定かじゃないが、湧き水なのか山から流れて来るのかは不明。水量はあるが、ゴボゴボとした泡は少ないように見えた。飲んでみるとこれだけの水量がありながらやや鉄分の味が残り炭酸も弱いように感じた。


もしかして季節によって成分が変わるのだろうか、今まで何度か飲んだ経験では雪解けの早春の頃が一番美味かった。