新緑の只見線撮影

06日(月)、大型連休の最終日、新緑の中を走る只見線の撮影に出向く。連休の最終日ということもあり撮影する人は誰も居らず、爽やかな景観を貸し切り状態であった。

まずは大沼郡金山町大字水沼字沢東、第四只見川橋梁の俯瞰ポイント。例年だと新緑は国道252号線の水沼橋から撮るのだが、昨秋ぶりに登ってみる。そしてこの清々しい景色の中に今年も立てたことを嬉しく思う。


「新緑の候 ①」~ F8・SS1/200・ISO400 ~


第四橋梁を05:40頃通過する上り始発の422D、会津川口駅で車両を確認すると残念ながらラッピング列車だった。併しこの俯瞰ポイント、早朝でも天候が良いと輝度差が生じてしまうため取り合えず撮ることにした。


次の便は約一時間半後、只見線撮影は一時間二時間待つことは当たり前のことだが、更に陽が高くなり輝度差とギラツキ感が増せば尚のこと撮影が難しくなるため撤収する。


次は大沼郡三島町大字宮下字舟場前、県道237号線の宮下ダム周辺。此処ではあまり撮ることがなかった。その理由はフレーミング次第だとは思うが、只見川が構図の半分以上を占め難易度が高かったからだ。


新緑の候 ②」~ F8・SS1/250・ISO320 ~


到着時は左右に輝度差が生じHALF NDを横にして露出を調整していたが、次第に薄曇りとなり輝度差は解消されて行く。車両は07:31頃通過する上り424D。先に書いたように只見川の面積に加え、特徴のない空も多く散漫な印象を受ける。併し色数が少なく色調に統一性があり、手前みそながら画像として成り立っているような気もする。


続いて大沼郡三島町大字早戸、国道252号線のスノーシェッド脇から眺める早戸俯瞰ポイントへ向う。併しながら次第に雲が晴れ、 09:00頃通過の上り426D、そして09:18頃通過の下り425Dと撮影するが、何れもギラツキ感と線路が影になるなどボツとした。天気予報では徐々に空模様が崩れるらしく、午後からの雲の出現に期待し暫しの休憩。


新緑の候 ③」~ F8・SS1/250・ISO320・C-PL ~


予想は当たり、雲で遮られ影のない景観となる。川面の写り込みは致し方ないが、ギラギラした上の画像と比較してもらえば陽が当たること=撮影に適しているとは限らないことが分かる。車両は12:51頃通過の上り428D。尚、今回の撮影時は↓動画を撮っていた。またコンセプトが新緑と只見線なので三枚とも同タイトルとし一度にupする。


さていつものGWであれば二度ほどの撮影だが、今年はその倍の四回。頻繁にカメラを手にするとイメージの枯渇、且つ集中力の低下などなど疲れが残る。従って今回の只見線撮影は早めに切り上げ帰路に着いた。


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