大沼郡金山町 会津中川駅周辺+etc

21日(日)、今週も未明より起き出し只見線撮影。目的は毎度第四只見川橋梁の俯瞰撮影なのだが、昨年からずっと思い描くような光景に出会えない。


早戸駅や霧幻峡周辺に川霧は発生しているものの他は山霧といった様相であり、大志集落に至っては全く立っていない。水沼橋から大沼郡金山町大字水沼字沢東の俯瞰ポイント見上げるば程よく山霧が流れていた。

この画像は始発便が通過する30分前。何度もこのような絶景を眺めてはいるが、今回も通過時にはホワイトアウトとなり撃沈。自然相手の撮影の難しさを改めて知る。そんな訳で一度此処を離れ次便通過に合わせ戻ることにした。


夏盛ル」~ F8・SS1/160・ISO250 ~


車両は07:15頃通過の上り424D。撮影準備を始めた頃はまだ適度に霧が残っていたが、通過時には霞みさえ消えてクッキリした景観になっていた。従って橋梁を中心に撮っても致し方なく、構図を車両の動きに合わせて変える。↓動画をご覧になるとその変更点がお分かり頂けると思う。


続いて06/16に撮影を行い画像をupした大沼郡金山町大字中川字大田面へ向う。06/16時点ではまだ稲が未成長・疎らのためいつもの構図を変えた撮影となり、今回はその撮り直しということになる。従って06/16の画像は削除する。いつものように国道252号線沿い、佐藤農機さんの軒下に車を停めさせて頂き色々な情報やお話しを窺う。


旅深く夏稲辿りて奥会津」~ F10・SS1/200・ISO400・C-PL ~


此処からは会津中川駅07:57発下り423Dと、09:34発下り425Dの二便を撮る。結果的にやや半逆光となった423Dの画像をupする。本来ならC-PLは使いたくないのだが、トタン屋根のテカリを抑えるために使用。そして明るめの露出では空がとんでしまうため後のレタッチを想定し暗めの露出で撮る。


私的にはやや絞ったが、結局はレタッチで手前側の田んぼをぼかすことになった。半逆光
により車両や背景の杉山が暗いなどなどで当初は懸念していたが、各部明度の補正を行い改善する。話しは前後するが425Dの撮影を終えた頃はかなり暑く、車外温度計は30℃を指していた。


こちらは佐藤農機さんから150mほど北になり、住所は大沼郡金山町大字中川字上田面になると思われる。実は此処でちょっと不愉快なことがあった。それは私は画像の田んぼ脇の道に車を停めた。当然近くで草刈りを行っていた農家の方の許可を得たのだが、カメラを携えた男性が近寄り、ここは私有地なのでマナー守って車を移動しろと言う。確かに言ってることは極当然なことではあるものの、私はそこで作業する農家の方に許可を得たといっても同じことを繰り返す。


この時点で車両通過の数分前であり、イザコザを起こしても仕方ないなと車を空き地に移動した。その際その人の車を見れば関東Noであったが、これって余計なお世話というか、聞く耳持たずの正義感ぶった人間の面倒くささを見た気がする。


どこか遠くへ」~ F10・SS1/200・ISO500・C-PL ~


こちらは会津中川駅08:45発の上り426D。只見線同様、目の前の稲も主題と云える。空に雲の表情が無ければ構図内から省くことも思慮するが、流れるような雲の出現となりフレーミングする。「旅深く夏稲辿りて奥会津」同様、C-PLを使用、且つ暗めの露出で空の白とびを抑える。


車両位置、構図的にはもっと左側が良いのかもだが、線路沿いの雑草で車両が隠れてしまう。これも↓動画で確認できるが、この構図だと三両編成が好ましいかも知れない。


さて撮影を終えると30℃になっていたと先述したが、何度か書いているように奥会津の夏は暑いです。帰宅すると此方は小雨模様でだいぶ涼しく、冬の豪雪と夏の暑さを跳ね除け生活する人々に頭が下がります。


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