今更ながらのセキュリティソフト

先日知り合いの奥様よりPCのセキュリティソフトについて聞かれました。Windows11のノートPCを購入し、バンドルされているセキュリティソフトの無料期間が過ぎるため更新した方が良いかという質問です。それに対し当然セキュリテイソフトは必要なので使うことになるけど、バンドルされたソフトに更新料を払って使うことはないと答えました。


というのもWindows VistaよりOSに付属するWindows Defenderの性能が上がり、特段お金を払ってセキュリテイソフトを購入する必要が無くなりました。こう書くと各セキュリティソフトのサイトやPCメーカーなどではWindows Defenderだけでは必要最小限の機能しかないので危険と表記されてますが、これは有料ソフトを売るための常套句です。


所でなぜPCメーカーも有料ソフトを推すのか、それはバンドルされたソフトを更新するとソフトメーカーからリベートが入るからでその比率は結構高いと聞きます。そもそもソフトメーカーも在庫管理や発送などがないデータ販売なので利益率は高いようです。


確かにVistaに付属していたWindows Defenderはスパイウェア対策のみで、他のセキュリティソフトが必要でしたが、現在のWindows Defenderと他のソフトの性能を調べられるサイトがあります。そのサイトは「AVTEST」というドイツの組織になり詳しくは「wik」にて。

「AVTEST」は二ヶ月に一度各ソフトのテストを行い点数化します。Windows Defender(赤丸)は各有料ソフトを差し置き満点を取ったことがありますが、今回は中程度となりました。併しその下には有名なNortonやTREND MICROがランキングされています。


因みに上位の「Avast」ですが、無料のソフトながら優れた性能を保持しており、私も長らく使っておりました。実のところ昔からお金を払ってセキュリテイソフトを使ったことがなく、この「Avast」も選択肢の一つに成り得ます。

話しは戻りWindows Defenderの使い方はこちらの「Windows10の標準機能を駆使してセキュリティを強化する方法」を参照にしてみて下さい。そして私はランサムウェア防止の中のコントロールされたフォルダーアクセスをONにしています。

またWindows edgeをお使いなら設定は不要ですが、使用率が高いGoogle chromeの場合は拡張機能からWindows DefenderをONにして下さい。

尚、私の場合は度々の通知が煩わしいのでユーザーアカウント制御の設定は無しにしています。最後にWindows Defenderは他のセキュリティソフトがインストールされると自動で活動停止します。そのセキュリティソフトをアンインストールすると再稼働します。


余談だがアンインストールといえば、昔のNortonやMcAfeeなど通常の方法ではアンインストール出来ず、専用のアプリが必要だったりとずっと使い続けさせるようなやり方というか手口が嫌で、フリーの「AVTEST」を長らく使っていた次第だが、Windows Defender共々無料で性能が良ければ使わずにいられるか・・・です。