川霧立つ・・・午前の部

M.Hermitage

29日(土)、奥会津のライブカメラを見ると朝夕に川霧が立つことがあり、それを目的で出掛けることにした。02:30に目覚ましをセットしたが01:00に目が覚めてしまい、後々これが眠さと暑さで撮影気力が萎える原因となった。今回の撮影記は午前と午後の二部になる。


川霧は柳津町から立ってはいるのだが、昔々見たような只見川沿いの国道252号線まで覆い尽くす状態ではなく、大志集落周辺では皆無だったりと朝の気温がまだ低いのだろう。

最初の予定だった第四只見川橋梁の俯瞰ポイントは、ご覧のようなホワイトアウトとなっていたが、この状況ならおそらく車両通過の頃には流れるだろう。以前だったら撮れるか撮れないかの賭けに出たものだが、撮れないリスクを避け三島町方面へ一旦戻ることにした。

今月の一日にも撮った大沼郡三島町大字西方字居平からの第一只見川橋梁。この状態であれば通過の頃にはだいぶ見通しが利くようになる。一日の撮影記でも書いたように、奥会津の朝は小鳥の囀りと清々しい空気が実に爽快で心地良いが、クマは勘弁して欲しいところだ。


川霧立つ」~ F8・SS1/320・ISO200 ~


車両は06:05頃通過の上り422D。霧の動きに一喜一憂する季節が今年もやってきた。背景の山々にも霧が掛かれば言うことなしだが、全て流れて消えてしまうことを考えれば、これでも十分だと思わなければならない。実際、此処での撮影を終え金山町に引き返すのだが、霧幻峡も第四只見川橋梁も約一時間前の景観とは異なっていた。


先述したように大志集落も霧が立たず、それでも比較的立ち易い第五・第七只見川橋梁方面へ向かってみる。第五橋梁では薄っすらと立ってはいたが先の第七橋梁まで車を進め、大沼郡金山町大字滝沢字下中山、国道252号線の二本木橋上から撮ることにした。


けふの朝は漫ろなる」~ F10・SS1/200・ISO200 ~


車両は07:36頃通過の上り426D。2011年7月の新潟・福島豪雨により250mほど下流にあった旧二本木橋は流失し、この画像は現在の新しい橋となって撮れるようになった。先に霧の動きに一喜一憂と書いたが、タイトルの如く川霧を追ってあっちこっちとすずろな朝が暫く続くようになるのかも知れない。


続いては大沼郡金山町大字横田字山根へ向かう。「けふの朝は漫ろなる」で撮った第七橋梁付近の緑田が草原のようにも見える。とはいえ撮るのは下画像、第七橋梁に背を向けて紫陽花と民家をフレーミングする。


梅雨空」~ F10・SS1/500・ISO200 ~


車両は08:40頃通過の下り423D。前回訪れた際、そろそろ咲きそうだと目星を付けていたのだが、紫陽花の存在により単連車両でも画になる場所だと思う。空の比率が多くなる構成なので雲が決め手というのか、重々しい梅雨空により退屈しない内容になったかも知れない。


以上で午前の撮影は終わる。午後の部に引き継ぐことになるが、この日はキハE120の運行が多かった。キハ110は東北色が連結された426Dだけとなったものの、見慣れたというか違和感が無いというか、却って夏草と川霧の景観に似合っていると思えるようになった。


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