川霧立つ・・・午後の部
29日(土)、午後の部。午前の部で記したように、寝不足と暑さで金山町の秘密の場所で時を過ごす。此処は車の窓を全開にしていると次第に身体が冷える程で、暑い日には逃げ込んで次の車両通過時間を待つのだが、この日はどうにも撮影意欲が湧かない。


要約眠気が覚めてきたので只見方面に向かう。途中の蒲生周辺で上りの430Dと行き交うが、撮り逃したという気持ちが全く起きないくらいに意欲は低下していたようだ。それでも南会津郡只見町大字叶津字下八木沢の叶津川橋梁を撮ってみようとイメージするも、夏の陽光にクラクラして考えがまとまらず、下画像、橋梁下の日陰に身を置き画作りしてみる。

「炎節の叶津鉄路ぎしぎしと」~ F10・SS1/250・ISO250 ~
車両は16:14頃通過の下り427D。夏の雲が浮かぶようなら空の面積を多く撮り込むが、その姿は皆無となる。毎度書いていることだけど、夏の陽射しは遠景が淀むというか描写性が著しく劣る。この画像でも背景の山々の色かぶりなどを補正するがイマイチ面白くない。取り合えずupはするが、次は紅葉の時期の穏やかな光線の下で撮ってみたいと思う。

当日の目的のひとつに大沼郡金山町大字西谷字沖田、第五只見川橋梁の撮影があった。それは夕刻の川霧出現を期待してのことだが、到着時はその様子が全くなく諦めモードが先立つも、画像のようにちょっとずつ兆しが見えてきた。

この画像は18:49頃通過の上り434D。波立つ川面は収まるものの川霧はまだこんな状態だった。次は約14分後の下り便通過になるが、果たしてその際はどうなっているか‥。

「蒼静ノ刻」~ F8・SS1/80・ISO800 ~
車両は19:03頃通過の下り431D。約14分後の景観はこのようになった。川面も山々も覆う川霧は最初から期待できなかったが、薄っすらと写り込みを残す川面もまた幻想的か。尚、肉眼ではこのような色合いではない。撮影時のWBは青味を残す5260kとしたが、夕刻時の静寂性を表現するにはこの色合いが適していると判断した。
機会があればMAX状態の川霧の様を撮ってみたいが、ホワイトアウトになってみたりとこればかりは思ったようにならない。風景写真であれば良い状態の一瞬を撮れば良いけれど、車両通過時が全てとなる鉄道写真に於いてはそうは行かない。
所でこの画像を撮り終えた帰路の途中、大志集落のビュースポットでは数人が撮影していたようだが川霧は全く立っておらず、午前の部でも触れたように第五・七・八の各只見川橋梁周辺は比較的立ち易いと思う。併しながら各橋梁とも朝の上下便通過時刻が08:00前後であり、太陽が顔を出せば霧は消えてしまう時間帯だったりする。
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