東茨城郡大洗町 神磯鳥居+etc

昨日は最後の正月休みとなり、ガラにもなく夏井川下流の白鳥を撮ってみようかと出かけてみたが、イメージする陽光が射し込む訳でもなし撮影は止めにした。
途中此処に来る前、いわき市川前町川前の磐越東線踏み切り付近でいつも気になる廃屋を撮影、地表には霜が降りてとても寒々しい光景だった。


「春ハ未ダ」~ F8・SS1/3・ISO320 ~


先を急いでいたので手持ちによる撮影はSS1/3秒などなど、露出は目茶苦茶で等倍で見ると小屋脇の枯れ草にややブレが生じている。従ってBlogへのupを考慮していたのだが、ブレがある部分にハイパスを施し、全体にモノクロ加工を行い彩度を落とす。加えてコントラストと明暗の調整を行い良しとした。


白鳥の撮影を止めて海沿いに出たが、この時点で08:00。時間を持て余しつい最近知ったひたちなか市磯崎町と平磯町に渡る中生代白亜紀層からなる海岸に行ってみようと国道六号線を南下する。此処は12月27・30日と年末に行ったばかりの大洗の隣町になる。

干潮になると岩場がもっと露出するようになるとのこと、詳しくはひたちなか市の「HP」を参照して頂き、平磯町から磯崎町の沿岸に続く切り立った様は一般的に見ることが出来る岩々とは矢張り違う。

年末もそうであったが、子供たちは裸足で磯遊びをする程に今日もかなり暖かい。そして近所の方々だと思うが、自転車でやってきては岩場に降り、食用に岩に付いた茶色い海草を持って帰る。海草名を聞いたのだが失念。


初めての場所なので車を停める場所や立ち居地などのロケハンとなり、夕暮れの具合を見るためにウロウロしていたのだが、夕刻は完全な日陰となり色合いは芳しくない。従って次回撮影の機会があれば、早朝ないし月明かりの夜などが良いと思った。

夕暮れと共に大洗の神磯鳥居に移動。実は30日の夜、休憩で立ち寄った際、海沿いに建つ旅館の照明が海に反射し面白そうだったので、駐車場から遠景として撮影を行った。


さて年末から年始にかけ茨城に通った次第だが、敢えて書くけど茨城の人々のマナーには疑問が残る。この神磯鳥居周辺では見かけないが、平磯町から磯崎町沿岸のゴミの山には驚く。吸殻や空き缶などなど百歩譲っても、中生代白亜紀層を眺めるスポットには平然とテレビも放置されておりあまりにも酷過ぎる惨状だ。


鳴りが聴こえる~ F8・SS8・ISO200 ~


いつもの大洗町”神磯鳥居”。以前、夜に立ち寄った際、海岸沿いにある旅館の照明が波間に反射する様をみて思い立った構図。駐車場からの遠景となり、明るい内に三脚をセットし構図とピントを調整しておく。当然ながら暗くなると波の表情は分からなくなり、数枚撮って海面に反射する照明の様の良いものを選択したのだが、その暗さによりとんでもないことが起こっていた。


それは撮影時にカメラのモニターで見る分には波としての認識しかなかったのだが、帰宅後PCで見ると鳥居と奥の赤い灯りの中央の岩の手前には人が乗った小舟があった。長露光による撮影なのでブレブレで原型は留めていないのだが、レタッチはその小舟を消去、他に鳥居下部の明度を+補正。


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