大沼郡会津美里町 法用寺

毎日暑い日が続いております。そもそも最近は相変わらず写欲が湧かず、更にはこの暑さでカメラを持つこと自体億劫だったりする。

そんな訳で本日も暑さを避け、夕刻の到着を予定し会津三十三観音の第29番札所、会津で二番目に古い寺院である法用寺に昼過ぎより出かけた。詳細は「会津美里町観光案内」。

さて法用寺は以前訪れたことがあり、夕焼けの三重塔などは如何なものかと夕方の到着としたのだが、寺に着く頃には雷鳴轟く夕立となり傘を差しながらコンデジにて現況を撮る。本来であれば重要文化財の仁王像が仁王門に祀られるのだが、火災を避け観音堂に安置されている。

観音堂、鐘楼、そして虎の尾桜。三重塔を含め、昔の趣が残った様はとても良いです。癒しを誇張した地蔵や華美な装飾が施された寺院などを見るが、はっきり言って趣味が悪いです。

福島県には二本松市の木幡山隠津島神社(延宝2年 1674年) 、いわき市の高蔵寺(安永3年 1774年)、そしてこの法用寺(安永9年 1780年)の三箇所に三重塔があり、高蔵寺はまだ見たことがないが、何れも江戸時代(初期~中期)のものとなる。