いわき市小名浜 工場夜景+etc

03日の日曜、晴れたら久し振りに海の撮影に行こうと予定していた‥と、いう訳で出掛けてきました。撮影は夕方頃からなので、その前にあちこちロケハンを行いました。

まずはいわき市三和町合戸字内畑にある水石山公園。由来は山頂近くにある巨岩の頂に大きな窪みがあり雨水を湛えている。併しその水が枯れるといわき一帯に大雨が降るという雨乞い信仰の山とのこと。山頂には展望台がありなだらかな傾斜を登る。

展望台からいわき~太平洋を望む。夜景スポットとのことで来てみたのだが、市街地まで距離が遠いです。つまりレンズは望遠になるが、夜景の望遠って色々な意味で弊害があるものです。更にこの場所へ夜に一人で来るのはちょっと気が引けます。

続いて双葉郡楢葉町大字山田浜の岩沢海水浴場へ向う。此処はJ-VILLAGEアリーナの奥にある海水浴場だが、現在は閉鎖されており車を置いて徒歩で下るようになる。海水浴場は双葉郡広野町の東京電力広野火力発電所と接している。
朝ないし夕景で撮りたいシチュエーション、併しながら此処も水石山公園同様、暗い時間帯に来るのは気が引けるものの何れ撮ってみたい場所だ。

さて時間が良い頃となり、まずはいわき市久之浜町田之網字舟門の蟹洗海岸へ向う。先々月の末に訪れてはいるが、撮影でいわき方面へ来るのは五月以来になる。干潮は20:33となるものの夕方には潮溜まりに行けるかと思っていたが、台風15号の影響か波・風とも強く潮位が引かないので予定変更、駐車場からの撮影に切り替えた。


仄 景」~ F8・SS10・ISO200・C-PL+ND400 ~


ND400を使う撮影は久々になる。押し寄せる波のうねり感を表現したいのだが、なかなか思うような波がやって来ない。岩肌など暗い描写となり、レタッチで白トビを起こす手前までのハイキー処理を行う。
この構図では夕暮れを待つことはないと判断し次の場所へ移動したが、掴み所がないというのか、何の主張性も感じられない内容から”仄”の文字をタイトルに使った。


続いていわき市中之作字勝見ケ浦の竜ヶ埼鼻灯標へ向う。夕刻が近付くに連れ風は尚強くなり、気温がグッと下がりだした。毎度馴染みの場所だが思うような夕焼けは現れず、その代わりに月が昇っていたので構図に取り込むことにした。


月の位相」~ F8・SS2.5・ISO400 ~


構図は月の移動と共に立ち位置も変えた。暗くなると海面に月明かりが射し始め、且つ水平線上には赤味が残る空があり両方を捉える露出を模索する。
雲及び波の形状を考慮しながら数枚撮るものの、なかなかイメージする内容にはならないものです。色彩は空の赤と海面上に反射する月明かりをやや+補正、全体的に明暗の調整を行う。


最後はこれまたお馴染みのいわき市小名浜字渚で工場夜景を撮影する。車の光跡は近付いて来る車種やタイミングを見計らいながらの撮影になるが、これがなかなか面白く久々に楽しみました。

ただ風景として撮っても単調になってしまい、高い場所にある月を利用する。レンズを中望遠に交換し月の画像とカメラ内合成を行うのだが、交換時にカメラの電源をOFFにするため二重露出を使えない際の方法。


じをらま」~ F8・SS25+1・ISO200・2 Composite Photo ~


合成で使う月は一例としてファインダー内のグリッド線を使い、凡その位置を決める。撮影後すぐに合成を行い位置を確認、芳しくない際はその繰り返しになる。時間を要する作業だが、可能な限り現場で行った方が間違いない。合成及び二重露出の色調的利点として、内容にも寄るがエッジ部などの刺々しさが緩和されると思うのは私だけだろうか。


工場夜景の白トビは避けられないものであり、光跡を撮るので一層露出時間は長くどうしてもその表情は激しくなる。従ってレタッチはその部分の色調や明暗の調整を行うことになる。HDRのソフトを所持していないのだが、それらを使うのが良策かも知れない。
この構図と撮り方は「2014/01」の温習になるが、煙の表情や通り過ぎる車二台分の光跡などなど、その時々の現象に左右されるものの前回の方が良かったと思う。


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