南会津郡只見町 旧田子倉駅周辺+etc

21日、約一ヶ月ぶりに土曜日の撮影になった。行き先は先週雨で撮れなかった南会津郡只見町大字田子倉字後山の旧田子倉駅周辺を第一目的にする。04:30に家を出たが、起床時から最近続く腰痛があり、これがこの日所々で現れ予定通りに行かなかった。

只見に到着する頃になると痛みは引いていたが、車から降りた途端に再発、ここで二錠目の痛み止めを服用する。上画像、国道252号線沿いの撮影ポイント。駐車場所から150mほど先だが痛さで足取り重くとても遠い。併しながら構図や露出を整え車両の通過時間を待つ内に痛みは弱くなってきた。下画像は約35分後の下りを撮ったポイント。


六十里越 ①」~ F8・SS1/200・ISO500 ~


「六十里越 ②」~ F8・SS1/200・ISO250 ~


先週と比較し山々の色付き具合が進んだが、まだ早いといった景観であった。只見の方に聴いたことがあるが、「只見はモミジやカエデが少ないので、山々は赤くはならない」とのことだった。①は只見駅09:15着の上り2422D、②は只見駅09:30発の下り2423D。


両画像とも結果的にSSが同じになり、明暗はISOで調整。曇り空なのでWBは5800k周辺を選択。全体的に山々を暖色系に補正、明度を下部から上部にかけ段階的に整える。


続いて南会津郡南会津町大桃字平沢山の屏風岩に向う。適度に色付き、ちょっと奥になるいつものポイントに歩いて行くとこの日一番の激痛発生。数枚撮って早急に撤収するが痛みで脂汗が滲む。要約車に戻って三錠目の痛み止めを服用。
痛みは引かないものの、取り合えず桧枝岐まで行ってみた。この日の目的の一つに中土合公園からの村内俯瞰、更に話しが前後するが南会津郡南会津町前沢の前沢集落俯瞰があったが、今回は無理せず中止にした。因みに桧枝岐の色付き具合は良い感じだった。

桧枝岐からの帰路、痛みは残るものの南会津郡南会津町大桃字居平の大桃の舞台に回る。予定はなかったが、車から降りて直ぐ撮影可能なので寄ってみた。この時期に訪れるは始めてであり、雑草や山々がひっそりと静まり返った印象を受ける。


「寂寥ノ候」~ F8・SS1/8・ISO20・C-PL ~


舞台の右側には避雷針の電柱や物置があり、毎度それらが隠れるフレーミングを行う。いつもは舞台を中心にした構図だが、今回はその右側も取り込んでみた。撮影時カラーとモノクロの両方で撮り、後にPCで確認し雰囲気のあるモノクロを選択する。


レタッチはモノクロ特有というか、コントラストと明暗の調整を部位ごとに行う。これがカラー写真と異なり質感や先に書いた雰囲気を表現する作業なのだが、なかなか思ったようには行きません。


旧田島町内で遅めの昼食を摂り早めの帰路に着くも、その途中須賀川市勢至堂字銅屋坂の馬尾滝に寄る。馬尾滝は白河市から郡山市湖南町を経て会津若松市へと向う国道294号線沿いにある小さな滝。いつも前を通ってはいるが、撮影はいつ以来になるのだろう、記録を見れば分かるが記憶頼りでは思い出せない。(下動画は2014/07のものです)


彩 穏」~ F6.3・SS1/2・ISO100・C-PL ~


ここも大桃の舞台同様、ひっそりと静まり返った感がある。いつもなら水量は僅かな時期だが、最近の雨の影響かそこそこの流れを見せる。雨が降り出しNDフィルターを使用する手間隙のかかる撮影は行わず、周囲の暗さを利用しISO感度で明暗を調整した。こうして見るともろに日の丸構図となっているが、果たして如何なものだろう。


WBは撮影時の5500k周辺、全体的にややアンダー補正。滝の水流部のみ明度をやや+補正、更に周囲の草木の色合いを整える。


さてまだ明るい内の帰宅となり、家人は各々具合でも悪いのかと尋ねる。「腰が痛い」と言えば更に色々と言われるので言わないが、写真って待つ時間はほぼ立ちっ放し、帰宅すればしたで現像とレタッチ、そしてブログを行っていれば記事を書くなどなど今度は逆に椅子に座りっ放し、これから寒くなれば尚更だが腰に悪いことばかりだな。


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