大沼郡三島町 第三只見川橋梁+etc

28日の日曜日、耶麻郡猪苗代町大字金田字砂浜の天神浜しぶき氷へ再訪する。07:45頃到着、既に数台の車が停まっていた。

先々週訪れた時よりは積雪があり、更に一昨日のテレビでは育ってきたとの情報に期待が膨らむが、残念ながら下画像のように樹木の枝々に下がるような氷は無かった。それでも日曜ということもあり訪れる人は多いものの、帰り際、駐車場付近でどれくらい歩くかよく尋ねられる。「約20分、凡そ1kmくらい」と、答えると引き返す人達も多い。


「冬 籠」~ F8・SS5・ISO200・C-PL+ND400 ~


しぶき氷の個人的イメージはモンスターのような氷の塊と枝々の氷柱だが、それが無いとすれば違った視点を見つけなくてはならない。先々週よりは地面の氷が大きくなっており、それらをメインに作画する。画像は湖面に迫り出したしぶき氷を長露光で撮影、山眠るではないが、静かに眠っている湖といったイメージで撮影。


C-PLで湖面及び空の濃淡を整え、ND400を使った長露光撮影。現像は全体の色合いを寒色化、長露光撮影により凹凸感が無くなった湖面のコントラストを+補正。背景の空の明暗をやや暗めに補正。


先週の大雪により運転見合わせが頻繁に生じた只見線、様子を伺いに向かってみる。上画像は大沼郡金山町大字水沼字沢西、水沼橋からの第四只見川橋梁。車両は上り428D。下画像は第四橋梁正面からの下り427D。


何れも毎度お馴染みの画像になるが、枯れ木と雪からなる冬景は思う以上に難しいというか画にならない。今冬、機会があればまた撮りたいが、私の感覚やレタッチを含め根本的に何かが足りないような気がする。尚、427Dは↓動画を撮りました。

気持ちを切り替え大沼郡三島町大字早戸字下ノ原の第三只見川橋梁へ向う。今回はよく秋に撮る三島町大字浅岐の旧道側ではなく、国道252号線のスノーシェッドより撮影。年末に構図の確認はしておいたが、先の第四橋梁と同様、積雪により想像以上に立ち位置が高くなっている。


寒 暮」~ F8・SS1/320・ISO200 ~


横構図にすると左右の樹木の面積が多くなる、または橋梁をクローズアップする内容になるため、敢えて縦構図で僅かだが染まり行く空もフレーミングする。車両は16:06頃通過の上り430D。この時期は暗さが募る時間帯ではあるが、雪の明るさがあり適度な露出で撮影できた。


とはいえ橋梁付近は暗いため、その周辺の明度を+補正。更に手前の樹木など一般的イメージである雪の質感を念頭に現像する。


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