大沼郡三島町 早戸俯瞰+etc

01日(木)、大沼郡金山町大字水沼字沢東の第四只見川橋梁俯瞰撮影に行く。途中10日ほど前に撮影を行った大沼郡会津美里町立石田下石田の新鶴駅に立ち寄る。新鶴駅10:04発の下り426D、平日ながらこの時間に乗る人はいるか否か‥。

10日前は暑いくらいの陽気にシャツ一枚で撮影したが、ホームの落ち葉と冷たい空気が既に冬の到来を思わせる。さて発車10分前に老婦人が駅に来ました。乗車するとのことでホームで待つ姿の撮影許諾を得ました。


「寒 空」~ F6.3・SS1/320・ISO200 ~


前回は下り車両、今回は以前より試案していた上り車両。望遠レンズによる手持ち撮影は前回と同じ。併しながらなかなか思ったような構図になりません。婦人と電柱の間の茂みの奥にもう一本電柱が存在するが、それは現像時に消去。他は段階的に暖色補正を行う。


第四橋梁の俯瞰ポイントへ向う前、会津川口駅で車両編成を確認するが、予想通り三両編成であった。この車両は12:32発の428D、第四橋梁通過は12:41頃になる。天気予報は午後から曇りということで訪れたのだが、次第に晴れて輝度差が生じてきた。


この日は私も含め四人。二人は浜松から、もう一人は六日前の日曜に只見で一緒になった会津の方だ。浜松からの二人は鉄道メインなのでもっと晴れて欲しいという。私と会津の方は風景メイン、且つ紅葉ということもあり小雨や薄曇りが適しているという。前々より撮影目的により各々求める光具合の違いは認識していたが、なるほどこうまで違うとは面白いものだ。


「薄 陽」~ F8・SS1/200・ISO400 ~


という訳で期待する光具合にはなりませんでした。とはいえピーカンとは異なりこのような状況の場合、車両通過のギリギリまで露出調整して待つが、陽が当たる車両は白トビ気味になってしまった。


現像は背景の山々の明度及び彩度をやや+補正、この数年、この場所での秋の撮影は11月10日を過ぎた落葉の頃だが、光具合などを考慮し数日通うようになるかも知れない。


第四橋梁撮影の前、大沼郡三島町大字早戸の俯瞰ポイントへ寄っていた。上の白丸は早三橋、その奥が霧幻峡になる。手前の白丸部が只見線々路だが、周囲の樹木が伸びて車両が見え辛い状態になっているものの、紅葉が綺麗なので帰路の途中撮影を行う。

線路からは何等かの工事音が聴こえ、作業員が歩いていた。川及び山沿いの線路に何処から降りるのだろうか、おそらく冬への点検・準備を行っているのだろう。


早戸秋彩」~ F8・SS1/250・ISO320 ~


コロコロと変わる天候に悩まされる。薄曇りだった絶景は次第に雨となり、その後は晴れたり曇ったりと、撮影直前まで露出はもとよりCP-Lを装着したり外したりの状況だった。結果、車両通過時は薄日となり通過の30秒前にC-PLを外し露出を決めた。


咄嗟の判断だったので全体的に暗く、陽が当たっているため紅葉の発色は芳しくない。従ってこの辺りの補正を行う。特に紅葉はやや派手めに色調や明度の補正を行う。


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