耶麻郡猪苗代町 達沢不動滝+etc

30日(火)、耶麻郡猪苗代町大字蚕養字達沢の達沢不動滝。天気予報によると猪苗代町付近は曇りとのことで、落葉のグルグルは如何なものかと出掛けてみる。

達沢までの県道24号線、通称母成グリーンラインの紅葉は見頃ながら、天気予報に反しかなり強い雨が降る。達沢不動滝に着くと小降りとなるが、早々と撮影を切り上げる。

早々と切り上げた理由として、滝つぼ周辺のグルグル状態があまり良くない。周遊する落葉より、岩場や水面の片隅に留まる落葉の方が多い。いつも落葉を拾っては滝つぼに投げ込むのだがなかなか上手く行きません。更に水量も少なくグルグルの撮影は中止する。


着いた時は先客が一人だったが、気付くと団体客も含め結構な人数となり、殆どが撮影目的の人達のようだ。因みに駐車場には京都Noの車もあった。


秋 流」~ F8・SS1/8・ISO500・C-PL ~


先に記したように水量が少ないので滝の全体像は撮らず、滝前のカエデを主題にする。とはいえ定番の構図になってしまう。毎度のことだが滝周辺は風が起こり、樹木にブレが生じる。樹木をズームしブレを残す方法もあるが、今回は風が治まる瞬間を待って撮影。


C-PLは岩々の表面が黒潰れしない程度の効果とする。現像は全体的にボカシ効果を弱めに施し、水流などの色調を整える。


続いて二日前、天候が良すぎて上手く撮れなかった南会津郡只見町大字田子倉字後山の旧田子倉駅周辺に向かう。只見町の天気予報は弱雨であるが、強雨が降ったり止んだりという塩梅。撮影ポイントで準備を始めると上画像のように雨が止んだのだが‥。


「秋嵐烟ル」~ F7.1・SS1/160・ISO800 ~


雨に濡れた紅葉が色濃く、なかなかの光景だな‥と、思っていた矢先、突然の突風と横殴りの雨。三脚に傘を仕付けるパーツを装着しているのだが、三脚ごと飛ばされそうな勢いで傘は当然壊れる。次第に風は弱くなったものの、いつ吹くか分からない状況に三脚や壊れた傘を持ちながらの撮影となり、ブレの発生が多いに気になる。


暗い状況なのでISOと絞りで明度を調整したいのだが、構成上あまり絞りを開けたくないと判断したが、何れにせよ背景の山々は雨ではっきりしないのであった。現像はその山々のコントラストをやや+補正、全体の色合いを暖色に補正する。


久々の雨の中での撮影で機材はかなり濡れました。撮影後レンズ面を見ると滴が付着していたが、画像には写り込んでおらず何とかなったようだ。併し雨が降っていたこともあり全体的に甘い描写が気になります。


@タイトルをクリックするとフォト蔵の大きな画像(別窓)が開きます。