二本松市郭内 霞ヶ城公園

15日(木)、この時季は15:00過ぎると陽が陰り始る本松市郭内三丁目の霞ヶ城公園であるが、その時間帯を待って紅葉撮影に行く。10/10~11/25は二本松の菊人形が開催されているものの、残念ながら年々客足は減っていると聞く。

時間が時間なので人出は特に少ないように見える。撮影の一番の目的は毎年撮っている洗心亭なのだが、下画像のように萱葺き屋根がビニールで覆われていた。市の建設部都市計画課公園緑地係へ問い合わせたところ、来月から翌年の三月まで葺き替えを行うとのことで今年の撮影は断念する。

ということで色々と散策するが、いまいちピンと来る光景がありません。確かに綺麗といえば綺麗なのだが、それは普段から目にする景観だったりする。

結果的に霞ヶ池に浮かぶ落葉と葉を全て落とした桜の木を主に画作りを行う。実は池に浮かぶ落葉は一昨日も撮影しており、二日掛かりで何とかなったという稚拙な内容。


紅 葉」~ F8・SS1/20・ISO200 ~


先に見慣れた光景と記したが、これこそ見慣れた光景だったりする。併しながら真っ赤に燃えるモミジの前に枯れ木となった桜の対比に惹かれるものがあり、敢えて「紅 葉」というタイトルとした。


モミジの色合い、彩度を補正、桜の木の色合いが寒色となり暖色に補正。コントラストの補正は桜の木の表情、色合いに悪影響を及ぼすので行っていない。


」~ F6.3・SS30・ISO200・C-PL+ND400 ~


撮影の趣旨は睡蓮の葉をブラさず落葉の動きを捉えるということだが、つまりは風と水面の動き次第でありそれが二日掛かった一番の理由。風が止み水面の動きが微小になったタイミングを狙うが、睡蓮の葉をブレずに撮ることは到底無理な話しで、数枚撮った中からブレが少なく、反対に落葉は適度な動きがある画像を選んだ。


最初に数枚撮り、ある程度露出の検討を付け後のレタッチ想定で撮影を続ける。従って明暗の補正を最初に行い、落葉の色合いや彩度を調整する。


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