いわき市久之浜 弁天島+etc

13日(日)、一昨年の秋、日の出前の海面を覆うような雲焼けを見た。その景観をもう一度‥と、昨年末より通っている相馬市岩子字宝迫だが、なかなか願いは叶いません。

薄っすらと広がる雲を期待するのだが、日の出前は快晴となり日が昇ってからの撮影に切り替えた。それにしても何です、一期一会という言葉は好きじゃないが、通うこともテクニックの内と思う私としては、その意気込みがちょっと足りないのかも知れない。


Blue Moment」~ F8・SS5・ISO160・C-PL+ND100+HALF ND8 ~


満潮が近付き徐々に海面がじわじわと足元に寄ってくる。太陽は雲の陰にあり、その雲を赤く染めているが、空や海面は既に明るさに支配されている。日の出後なので記載した各フィルターを使い露出を調整。話しは変わるがC-PLが経年劣化なのか、この画像だと右上に効果が偏るような感じになる。画像は補正したが、七年ほど使ったのでどうやら交換時期となったようだ。


延 竚」~ F8・SS1/320・ISO200 ~


字宝迫から松川浦に流れ込む宇多川沿いの相馬市岩子字大迫。震災後、この一帯は工事が続いていたが、現在は車の通行が可能になっている。河口には白鳥も飛来しており、日の出時の撮影も行ってみたいポイント。因みに右奥の建物は旅館晴風荘。また干潮時は川底が現れ舟を繋ぐ場所なども決まってはいない。


特徴のない空模様、色彩、且つ明るめに撮ったのでモノクロを選択した。毎度のことだが、モノクロは覆い焼きのイメージでコントラストや明暗を部分毎に調整している。


県道74号線を使い南下、途中の南相馬市鹿島区北右田北高屋釜にある風力発電。この辺りは太陽光発電のパネルが多数設置され、震災以前の景観を大きく様変わりした。

久し振りに双葉郡浪江町の請戸漁港付近に寄るが、こちらの景観は変わることがなく撤去されない建物が数軒点在する。

直線距離だと6kmほど先にある第一原発。町内の一部、国道六号線界隈の避難指示は解除されたが、この先何が起きるか分からない原発の近くに戻る人は極々僅かで、色々な意味で町としての形態を成していない。


それでも人が自由に立ち入ることが出来るけど、双葉町、大熊町、富岡町は現在も一般の立ち入りは出来ず、国道六号線沿いは震災当時のままとなっており、果たして海岸沿いなどはどのような景観になっているのだろうか。

今回の目的の一つでもあるいわき市久之浜町田之網字横内の弁天島へ向う。以前はよく撮影を行ったものの2015年10月の台風で鳥居が壊れ、翌年に再建したが元の位置と異なる、更に津波で壊れたままとなっていた桟橋の工事で立ち入り禁止となっていたなどなど暫く足が遠のいていたが、昨年末に工事がほぼ終わり立ち入り可となった。

歩道橋の上からの眺め。以前は白丸部に鳥居があり構図的にとても良かったのだが、現在は海岸側からのフレーミングが適していると思う。


神在ル島」~ F8・SS5・ISO160・C-PL ~


夕暮れ時の撮影。各NDフィルターを使いながらイメージする雲や波の形状を待つも、結局は日没30分後に撮った最後の一枚を選んだ。雲の形状はコントロール不可能だが、波は引き際を狙ってシャッターを切ることが多い。


東側の景観、及び山陰であり、日没後に海面が赤く染まることは難しく、寒々しい色合いとなるため全体の色調補正と明度を+補正する。


暗くなってしまったが、初日の出を撮影したいわき市平薄磯字北街の薄磯海岸でいつもの船舶の光跡撮影を行う。久々にこの浜にある岩礁を中心に置くが、上画像は初日の出撮影時に撮ったもので、こうして見ると結構大きな岩であります。


わたしは夜に海をみる op.11」~ F8・SS517.1・ISO400 ~


岩礁にピント合わせるが既に暗くAFが効かない。従ってほぼ同距離だと推測する街灯でピント合わせる。構図は撮っては確認で上下左右、画角の調整を行う。日曜だからか沖を行く船舶が少ない。加えて遠くなので光が弱い。更に三日月が出ており露出を悩む。この画像はISO400としたが、明るめになってしまい現像時にWB共々調整した。


撮影データはSS約8分30秒、書き込みも同時間を必要とするが、レンズの前を通過する船舶を待つ時間が長い。双眼鏡で沖を見ながら待機、何だかんだで一枚撮るのに今回は50分ほど掛かっている。これを三度行ったが海風の冷たさに根を上げ撤収しました。


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