久慈郡大子町 第四久慈川橋梁+etc

10日(日)、季節代わりで被写体が決まらない中、水郡線をロケハンしようと国道118号線を南下する。その途中、この時期は初めてとなる東白川郡矢祭町大字茗荷字吉ノ平の吉野平の不動滝に寄ってみる。

構図として周囲の木々はあまり必要ではなく、緑が芽吹く前でも構わないが流石に水量は少なかった。そもそも雪が降らない地域の場合、暖かくなっても雪解けで水量が増えるなどということは無いのだろう。


神秘的 ①」~ F8・SS10・ISO200・C-PL+ND100 ~


神秘的 ②」~ F8・SS10・ISO320・C-PL+ND100 ~


滝撮りのSS、私は極端に遅くすることが少ない。併し今回は暗めの露出で陰影、且つ少ない水量の存在感を表現する目的で長露光とした。太陽が登る前なのでしっとりとした空気感の中、背景に輝度差も生じずスムーズに撮影が進んだ。現像はほぼ撮って出しといった所で、明暗を少々調整したに留まる。


水郡線の各橋梁や眺めを確認しながら常陸大宮市岩崎の”道の駅 常陸大宮~かわプラザ~”に着く。この道の駅には竹林があり、一昨年はその画像と月をコラボし「Kaguya...」なる画像をup、今回も最tryしてみようかと試みるが、時期が一ヶ月ほど早いためか竹に勢いがなく、更に竹林内も荒れたままの景観だった。


「Kaguya... op.2」~ F8・SS1/50 & 1/125・ISO200・2 Composite Photo ~


1/50は月、1/125は竹林を撮った際のSSとなり、そのニ画像を合成。一昨年の画像と較べると先述したように竹葉の状態が宜しくない。月を置くスペースを考慮しながらのフレーミングになるがイマイチ感が残る。竹林は手持ち撮影、合成は「SiriusComp」を使用。


来た道を引き返し水郡線の撮影を始める。とはいえ今回upするのは久慈郡大子町大字頃藤の第四久慈川橋梁。水郡線は凡そ国道118号線に併走するが、第四久慈川橋梁は国道からやや離れたキャンプ場近くになる。


途中の上小川駅で時刻を確認、橋梁に到着して間も無く袋田駅10:31発上り329Dが通過する。水郡線の車両編成は四両、二両、一両などなどあるようだ。


息吹く頃」~ F7.1・SS1/500・ISO500・C-PL ~


川沿いに降り袋田駅11:28発下り324Dを待つ。因みに袋田駅は画像奥側。いつもの只見線と異なり速度が高くSSは1/500をキープ、春の陽光に直前までC-PLの装着や露出を迷うも最終的にISO感度で明暗を調整した。ネットでは山桜や紅葉時期の画像をよく見掛ける。よって桜が咲く頃に再訪したい。


東白川郡矢祭町大字内川の矢祭山駅。当駅では12:00~13:00に発着する車両がなく、矢祭山公園などを散策するが急激な気温上昇にセーターを脱ぎジャンバーを脱ぎ、加えて数日前に高熱を出した影響か集中力が途絶え撮影は行わなかった。

帰路、郡山市西田町三町目字長喜田の梅の里へ寄ってみた。紅梅がちらほら咲いてはいるものの春はまだまだ先といった景観だが、逆光で咲き始めた梅木を撮ってみる。


「春 霖」~ F8・SS1/800・ISO200・C-PL ~


果たしてupするような内容か否か不明だが、今年初の梅ということで大甘判断。普通に撮っても面白くないというか当たり前過ぎるので逆光で捉えてみたが、変わったことをしないと如何ともし難い状況だった。


現像時に背景の空を春の雰囲気を思わせる色調に変える。逆光により潰れた梅の明度や色合い補正する。


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