福島市松川町 芳水の櫻+etc

13日(土)、福島市町庭坂字山ノ下へ奥羽本線の撮影に行く。初めての撮影地だが、一ヶ月ほど前にロケハンを行っていた。当然ながら車両の時刻を調べてはある。併し上りの始発は庭坂駅発となり此処は通過しないなどなど、リサーチ不足が目立つ撮影となった。因みに庭坂駅は画像左側になる。

二本の桜の奥に線路があり、その背景は吾妻山になる。昔々釣堀だった池には蓮が生息しこの時期は景観が悪い。これは近くにある蓮園で蓮を啄ばいだ水鳥がここで糞をし、自然に生えてきたようだ。

さて奥羽本線は山形新幹線と併走する路線となり、朝は在来線より新幹線の方が多く通過する。一応撮るには撮ったものの在来線目的なのでイマイチ気が入らない。

新幹線と在来線を合わせると20分~30分間隔で車両が往来するからか、老若男女のカメラマンが次々にやって来る。タクシーで来る人や遠くは神奈川、長野などなど此処は鉄撮りには有名なポイントのようです。


みちのく...春」~ F10・SS1/400・ISO200 ~


車両は庭坂駅07:56発、上り420M。この撮影前に新幹線及び在来線の撮影を行った。その様子は↓動画になり、露出の調整がとても悩ましかった。それは画角が広い構図なので、暗く撮れば車両が目立たない、明るく撮れば白トビといった内容となる。


上画像は動画のニ便の露出を参考に撮った次第だが、車両の白トビを抑えたので周囲は暗くなった。従って明度の調整を主に行う。桜は七部咲きのようだが、見た目以上にボリューム感が出て良かったと思う。


帰路の途中、福島市松川町金沢字小手山浦の芳水の櫻へ寄る。この桜の撮影は何時以来になるだろう、見学はしているが撮影は数年前になる。日中になるとご覧のように背景に車が停まり、且つ人波が絶えない。


桜陽燦々 ①」~ F8・SS1/125・ISO200・C-PL ~


桜陽燦々 ②」~ F8・SS1/320・ISO200・C-PL ~


①は反逆光の元、切れない人波を逆に活用する。見物する人の位置や様子を待ちながら数枚撮る。透過光による桜の柔らかさや鮮やかさを明るめの露出で表現してみた。


②は芳水の櫻の定番、池の写り込み。ほぼ順光ながらやや風があって写り込みはイマイチ
、従ってレタッチのし甲斐がある陰影となる。本来ならupするつもりはなかったが、先に書いたように定番ということで上げておく。


さて独断と偏見かも知れないが、桜の一部を切り取る撮影を行うことは少ない。それは桜をクロースアップした画像は注釈がないと何処の桜かが不明となり、名称のある桜の場合は特にその特徴や景観を残した内容にしたいからだ。


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